2019年度ニュース

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[女性研究者の活躍] 工学研究科 金田さやか 講師

吹田市男女共同参画センターにて「ロボットの不思議、踊る紙コップを作ろう!」を開催

吹田市では、「科学に恋する夏休み~この夏、”なぜ?”がわたしを大きくする」と題して、子どもたちの”なぜ?”に答えと楽しみを添えて、子ども一人ひとりの好奇心と可能性を伸ばせるよう、身近にいる大人と一緒に科学の楽しさを学ぶ機会を設けています。吹田市からの依頼を受け、本学工学研究科の金田さやか講師が科学実験講座を開催しました。

本講座は、本学理系女子大学院生チームIRISによる「IRISサイエンス・キャンパス~手でつかめる水!不思議な水のボールを作ろう!」と連続講座として開催されました。

IRISサイエンス・キャンパスの様子はこちら

日時 2019年8月7日(水) 10時00分~12時00分
場所 吹田市立男女共同参画センター 実験室
テーマ 「ロボットの不思議、踊る紙コップを作ろう!」
講師 大阪府立大学 工学研究科 金田 さやか 講師
対象 小学校1年生~3年生
参加者 31名(児童16名、保護者15名)
主催 吹田市立男女共同参画センター

金田さやか 講師

工学研究科 講師 金田先生から

吹田市の男女共同参画センターより、小惑星探査ロボットの内容で、小学校低学年向けの出前講義をお引き受けいたしました。

わが子も小学2年生、小学校1年生の1学期は平仮名、10までに足し算・引き算を習ったくらいでした。彼らには宇宙が何か、地球がどんなか、は少し遠い話題かもしれない。でも、太陽や月には親しみがあるはず。もしかしたら、はやぶさ2のタッチダウン成功のニュースが記憶に残っている子どももいるかもしれない。そう思って、はやぶさ2に焦点をしぼったお話をしました。夏休みなのでできれば製作も取り入れてもらえれば、との要望に、紙コップを使った動くおもちゃの製作を実施しました。世界初の小惑星探査ローバとなった「ミネルバⅡ-1」になぞらえています。

おもしろかった、たのしかった、輪ゴムを穴に通すのが難しかった、と積極的に参加してくれたゆえの感想をいただきました。

子どもたちのきらきらした眼差し、頑張って準備した甲斐があったなぁと感じました。とても有意義な時間を過ごせました。

貴重な機会を与えてくださった吹田市立男女共同参画センターの皆様、私を推してくださった本学地域連携室の方々に、心より御礼を申し上げます。

宇宙のはなし、ロボットのふしぎ

紙コップの穴の位置を決める

穴をあける

輪ゴムでとめた重りを穴に通す

 

紙コップを飾る

紙コップを回してみると・・・