2019年度IRISの活動
event
ドーンセンターにて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2019年12月22日(日)10時00分~12時00分 |
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場所 | ドーンセンター 4階 中会議室 |
テーマ | グラスの中で雪を降らせてみよう!! |
講師 | IRIS 3名 |
参加者 | 16名(小学生10名、中学生6名) |
主催 | ドーン運営共同体(ドーンセンター指定管理者) |
共催 | 大阪府立大学 女性研究者支援センター |
天気によって結晶の様子が変化する「ストームグラス」を作成して、科学の不思議を体験しました。
IRISレポート
女子児童・生徒が対象のため、実験の内容だけでなく、女の子が興味をもちやすいかということにも重きを置き、デコレーションが楽しめ、インテリアとしても飾れるストームグラスを題材に選びました。対象年齢が高めであったこともあり、普段より本格的な科学実験をすることができ、より理系の楽しさを伝えることができたかと感じました。児童・生徒が理解できる程度に、簡単すぎず難しすぎない説明を考えることに苦労しましたが、喜んで完成品を持ち帰ってくれている姿を見てやって良かったと感じています。今回は、実験当日だけでなく、毎日観察できるものを題材としたので、引き続き観察して、より理系に興味を持ってもらえれば幸いです。
新堂 由依(工学研究科 博士前期課程2年)
今回初めてサイエンスキャンパスに参加したので、分からないことも多く、不安もありましたが、当日子どもたちが一生懸命実験をしていたり、しくみ解説を興味深そうに聞いているのを見て、とても嬉しく思いました。私は普段、このように子ども達と触れ合える機会がなかなかなく、会話をしながら一緒に実験できたのがとても楽しかったです。準備段階でトラブルもありましたが、IRISメンバーやスタッフさんの協力のおかげで無事成功でき、とてもいい経験になりました。今回のサイエンスキャンパスをきっかけに、子ども達が少しでも理科に興味を持ってくれればうれしいです。
植嶋 亜衣(理学系研究科 博士前期課程1年)
小学校高学年から中学生の女の子のみを対象とした実験ということで、実験のテーマ、内容を決めていくのに悩むこともありましたが、実際に進めていくと、ストームグラスの不思議で素敵な様子の変化に、我々IRIS自身も楽しんで臨むことができました。原理などの説明は少し難しかったかもしれないですが、完成したストームグラスを見て喜んでいる子が多く、嬉しかったです。ストームグラスは自宅での変化を見るのが醍醐味なので、しっかり観察を続けてもらい、これが科学に興味を持つきっかけになってくれればと思います。
大西 穂波(理学系研究科 博士前期課程1年)
アンケート結果
参加者の声
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- 天気や温度によってりょうや形がかわるというはなしをきいておどろいた。メスシリンダーとかをつかって実けんしたことがあまりないので楽しかった。
- とても楽しかった。ストームグラスの天気予報があたるか見るのが楽しみ。ビーカーも持ち帰ることができるなんてすごいなぁと思った。お姉さんたちが研究している腸内細きんの話をもっと聞きたいなぁと思った。
- とってもたのしかったし、家でもつくりたいと思いました。理科がもっと好きになりました。
- みじかにあるものでこんな物ができるなんてびっくりしました。
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