2017年度IRISの活動
event
河内長野市にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2017年11月19日(日)
第1部 11時00分~12時00分 第2部 13時00分~14時00分 |
---|---|
場所 | 河内長野駅前ノバティながの南館3階「ノバティホール」 |
テーマ | 紙のタワーに登ってみよう! |
講師 | IRIS4名 |
参加者 | 子ども21名、保護者4名 |
主催 | 河内長野市男女共同参画センター、河内長野市地域教育推進課 |
共催 | 大阪府立大学 女性研究者支援センター |
子ども達にも身近なコピー用紙を使って、材料の材質や大きさが同じでも、形を変えると強さが大きく変わることを体験しました。
IRISの活動紹介
アイスブレイクタイム
手順説明
ペットボトルで実験
結果の記入
しくみ説明
ハニカム構造を作成
紙に乗ってみる
担当IRIS
IRISレポート
実験で使用する紙の筒やタワーを事前に準備する必要があり、とても時間がかかりましたが、その分当日はスムーズに進めることができました。また、初めは果たして子どもをタワーに乗せることができるのかと不安でしたが、リハーサルを行うなかで強度を上げる工夫をしていき、最終的には家族4人でタワーに乗るなど想定より多くの人を乗せることができました。子ども達の驚いた声や楽しそうな顔を見た際は達成感でいっぱいでした。今回の実験を通して紙の強さやハニカム構造について学び、これから身近なところでそれらが使用されているのを発見したときに、また驚きや喜びを感じてもらえたら嬉しく思います。
工学研究科 博士前期課程2年 山本南美
小学生のみならず、幅広い年齢の子どもたちや保護者の方々が参加するとのことで、身近なものを使った分かりやすい実験を選びました。初めのうちは慣れない動作に戸惑う子どもたちでしたが、慣れてからは実に楽しそうに実験を行っていました。実験の一部として、「自分が思う『壊れない最強の形』を作ってみよう!」と呼びかけたところ、どの子も使えるものをすべて駆使し始めました。大人と相談しつつ様々な試行錯誤を重ねることで、見事に一番重いものを乗せてもびくともしない形を子どもたちは作り出していました。科学とは、試行錯誤の積み重ねです。この実験が、自分で試行錯誤して新しいものを見つけ出す楽しみを知る機会となれば幸いです。
工学研究科 博士前期課程1年 佐藤奏
身近なものを使って科学の面白さを体感してほしいと思い、紙のタワーに登る実験を提案させていただきました。事前準備は想像以上に膨大な地道な作業の積み重ねでしたが、子どもたちが安全に登れるタワーが完成したので、当日は安心して臨むことができました。どうすれば紙で重いものを支えられるのか、身近な例と結び付けて学んでもらえたので、普段の生活で科学を見つけるきっかけにもなったと思います。紙のタワーには1人が安全に登ることしか想定していませんでしたが、努力の甲斐あってかなり丈夫なタワーになっており、ご両親を含め一家で1つのタワーに乗られていたときには驚きました。「楽しかった!まだやりたい!」と言ってくれた子もいて、とても嬉しかったです。
生命環境科学研究科 博士前期課程1年 奥山真衣
ペラペラで弱いというイメージの紙の上に乗るというちょっとドキドキの実験でした。まだ小学生で軽い子供達だけでなく、大人でも乗れるくらい丈夫なハニカム構造のためにたくさんの筒を準備するのはなかなか大変でしたが、当日の子供達の笑顔に、おそらく他では味わえないほどの達成感がありました。考えたことを発表してくれる子もいて、紙のタワーに登ってみるだけでなく、自分で実験して考えるということを楽しんでもらえたのではないかと思いました。自分で作った形を発表する時間があるとより実験を楽しめる企画になったかもしれないので、次回に活かしたいと思います。
理学系研究科 博士前期課程1年 藤井菜摘
アンケート結果
参加者の声
- かみのタワーにのれて、うれしかった。
- 今日の企画はのれたからおもしろかった。またしたい。
- 実験中も子どもに寄り添って下さりとてもよかったです。楽しい時間になりました。
- 子どもは優しく接していただいて楽しく過ごせたようでよかったです。また参加したいです。