2018年度IRISの活動
event
若松台中学校にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2018年11月17日(土)9時30分~13時00分 |
---|---|
場所 | 若松台中学校 理科室、PTA研修室 |
テーマ | 光の種類でいろがかわる!緑の葉が赤色に!? |
講師 | IRIS 3名 |
参加者 | IRISサイエンス・キャンパス:12名(中学生12名)
交流会:22名(中学生12名、高校生10名) |
主催 | 若松台中学校区青少年健全育成協議会 |
共催 | 大阪府立大学 女性研究者支援センター |
植物の光合成色素をクロマトグラフィーを用いて分離して、色素には様々な種類があることを学び、また紫外線を照射することによって見える色が変わる「励起」と「蛍光」を体験しました。
今回のサイエンスキャンパスは、若松台中学校区健全育成協議会が主催する、若松台中学校区の校区内にある小学校4校の児童および若松台中学校生徒が集まり、普段の授業では体験することができない理科実験を行うことにより交流を深めることを目的とした『ふれあい交流会「理科って楽しいよ」』の一環として実施しました。
IRISが中学生を対象にIRISサイエンス・キャンパスを、大阪府立泉北高等学校サイエンスクラブと、大阪産業技術研究所 井上陽太郎 研究員が小学生を対象に4種類の実験を行いました。
また、IRISサイエンス・キャンパス終了後には、軽食をとりながら、中高生対象に交流会が行われました。IRISと井上研究員の自己紹介や研究紹介の後、グループトークでIRISと井上研究員の人生グラフを用いてこれまでの経験を話したり、進路選択や勉強のコツなどの中高生からの質問に答えました。
IRISレポート
中学生を対象とした企画だったので、少し難易度の高い実験(クロマトグラフィー、UVライトによる励起)を企画し、大学生レベルの内容を含めたしくみ説明を行いました。クロマトグラフィーの様子や、UVライトで葉の成分の色が変わった瞬間に驚きの声があり、大変興味をもってもらえたと思います。仕組み説明もわかりやすい流れで行うことができ、中学生が集中して聞いてくれました。当初は、あまり科学に興味がなかった子も楽しいと感じてくれ、科学実験の面白さを伝えることができたのではないかと嬉しく思います。交流会では高校生も加わり、IRISメンバーの人生グラフを参考に、理系への進路選択や大学生院での生活を伝え、科学の道のイメージをもってもらえたと思います。
IRIS第8期生 坂本 誌穂(生命環境科学研究科 博士前期課程2年)
高度な内容を扱って、実験器具なども繊細なものや自分が大学で初めて出会ったようなものまで使用するという本格的なサイエンスキャンパスでした。「発見」「驚き」を意識して実験の流れを組み立てましたが、実際に歓声があがったときはとても嬉しかったです。盛り込んだ仕掛けを通して、科学に興味をもってもらえたと思います。しくみ説明もそれぞれの専門分野をベースにして、相談しながら作り上げられたので、わかりやすくスムーズに理解できるものになったと思います。真剣に聞く中学生の皆さんの顔がとても印象的でした。中高生との交流ではこちらが元気をもらいました。IRISも研究も、頑張っていきたいです。
IRIS第8期生 丸本 萌(生命環境科学研究科 博士前期課程2年)
アンケート結果
この講座に参加して「理系女子」のイメージが変わりましたか?
-
-
- すごく変わった:思っていたより楽しそうだったから
- 変わった:理科やってそうなイメージで、なんかかたそうな感じだったけど、思いのほか楽しそう。
- あまり変わっていない:自分が想像していたとおりに研究員が難しいことだと再確認して、大学での研究内容がたのしいものであることを新しく知りました。
- 変わっていない:イメージ通りだった
-
参加者の声
-
-
- 理系にあまり興味がなかったけど、興味がわいたので、とても楽しかった。
- ふだんできないことができたのでとても楽しかったです。
- 今回の企画で理系というものがすばらしいなと思いました
- 自分より年上の理系の人と話ができてよかった。
- この先のことが知れて、色々な考えが増えた
-