2016年度IRISの活動
event
和泉市立青葉はつが野小学校PTAにて「子どもサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2016年10月15日(土) 10時00分~11時30分 |
---|---|
場所 | 和泉市立青葉はつが野小学校 体育館 |
テーマ | できるかな?空気砲でドーン! |
講師 | IRIS3名 |
参加者 | 99名(子ども57名、保護者42名) |
共催 | 和泉市立青葉はつが野小学校PTA / 女性研究者支援センター |
ダンボールで空気砲を作成し、線香の煙で渦輪を確認後、空気砲でろうそくの火を消す実験を行いました。
IRISの活動紹介
手順説明
ダンボールに穴をあける
ひもを取り付ける
線香の煙をダンボールに充満させる
空気砲で実験
ろくそくの火を消してみる
しくみ説明
会場の様子
質問コーナー
IRISレポート
参加者が多く、うまく実験を進められるか不安でしたが、PTAのスタッフの方々のおかけで安全にイベントを行うことができました。子どもたちはサインペンなどでダンボールを装飾し、オリジナルな空気砲を作って楽しそうに実験していました。保護者と参加しているため、普段は使えないカッターや線香を使って作業できたのが子どもにとって新鮮だったかもしれません。参加者の多さと、会場の広さを考慮して、こまめに操作と時間を指示したため、実験操作で戸惑う参加者も少なかったと思います。PTAスタッフも親切で気さくな方々で、IRISから適宜指示を出すことができました。今回の子どもサイエンス・キャンパスでは、イベントの全体を把握しつつ参加者一人一人のケアを欠かさないことの難しさを痛感しましたが、最後までIRISが参加者と一緒に楽しむという気持ちを忘れずにイベントをできたと思います。
IRIS第6期生 堀内 寛子(生命環境科学研究科 博士後期課程3年)
空気砲が完成して煙がやっと段ボール箱に溜まり、さっそく空気砲を発射する子供たちの顔がとても活き活きしていました。みんなドーナツの形の煙を見てとても驚いていました。保護者の方も「テレビで見る実験を実際に経験できる機会があってとてもうれしいです。」と話してくださり、親子みんなで楽しく学べていることを実感しました。理科室ではなく体育館で体を動かす実験を通して、新たな科学の楽しさを発見しもっと科学に興味をもってもらえるとうれしいです。
IRIS第6期生 松井 絵美(工学研究科 博士前期課程1年)
保護者の方に協力してもらいながらも自主的に作業を進めていた子どもたちが多く、楽しそうに実験を行う姿を見ることができました。自分が普段なにげなくしている作業でも子どもたちにとっては難しい作業であることが多く、そのため実験準備の段階でいろいろと工夫を行うよう気をつけました。その結果、当日は実験を安全かつスムーズに進めることができました。質問コーナーでは子供たちが大学生活や研究のことについて様々な質問をしてくれて、何事にも興味を持つ姿に私も刺激を受けました。今回の子どもサイエンス・キャンパスが、科学の面白さや楽しさに気付くきっかけとなっていれば幸いです。
IRIS第6期生 林 祐美(工学研究科 博士前期課程1年)
アンケート結果
参加者の声(子ども)
- けむりがドーナツ型になるなんて初めて知りました。
- ふつうのダンボールなのにくうきがボンボンと出るのはまほうかな。
- ぼくははしからはしまでろうそくをけしたいです。
参加者の声(保護者)
- 子供が楽しくできてとてもよかったです。ダンボールがあれば家でもまた作れそうなので、やってみようと思います。
- とても楽しそうにすごしていました。これをきっかけに化学に興味を持ってもらえればと思います。子どもにおすすめの本などあれば教えて頂きたいです。
- 子供に関心のある企画で大変楽しんで良かったです。また、実験やモノを作るだけでなく、子供達に分かりやすいメカニズムを説明するのも大変良かった。