日時	2019年1月27日（日）10時00分～16時00分
場所	堺市教育文化センター(ソフィア・堺）4階 実験室1
テーマ	お風呂でとける魔法のボールを作ろう
講師	IRIS４名
参加者	99名（未就学児・小学生・中学生）
主催	堺市教育委員会
後援	大阪府立大学 ／ 堺科学教育振興会

重曹とクエン酸、エッセンシャルオイルを使って、入浴剤を作り、入浴剤が発泡するしくみから、中和反応について説明しました。

IRISレポート

今回は入浴剤をつくる実験をしました。こどもたちも一度は見たことのあるもので、どうやってできているのか興味を持ってもらいやすかったと思います。材料を固める作業が少し難しく苦戦している子もいましたが、最後はみんな出来たので良かったです。しくみ説明の途中で実際にお湯の中に入れてみる実演では、こどもたちから歓声があがり、とてもうれしくなりました。今回の実験により、今後も身近なものが科学とつながっていることに興味を持ってもらえたら幸いです。

IRIS第8期生　岩﨑 有紗（工学研究科 博士前期課程2年）

重曹とクエン酸で入浴剤を作る実験を行いました。水の量の調整が難しかったですが、最終リハーサルまで試行錯誤したおかげで、本番では成功することができました。できた入浴剤がぬるま湯の中で勢いよく発泡したときに、予想以上に子ども達の歓声が上がったので、楽しい実験になるように準備を重ねてきた甲斐があったと感じました。重曹とクエン酸は掃除にも使える便利な材料なので、今回の実験をきっかけに、身近なところに科学を感じてほしいと思います。

IRIS第8期生　乙山 美紗恵（工学研究科 博士後期課程2年）

重曹とクエン酸を使って入浴剤を作り、演示実験で泡が出てくる様子を観察してもらいました。必ず成功する水の量を決めるのが大変でしたが、リハーサルを重ねて当日を迎え、演示実験のときに「わあ！」と反応してくれたときはとても嬉しかったです。また「魔法の粉」や「秘密の粉」に興味を持って楽しみながら取り組んでくれた子も多く、粉の正体を明かさなかったことで仕組み説明もより真剣に聞いてもらえたのではないかと思います。今回の入浴剤は簡単にできるので、ぜひ家でも作ってみてほしいです。

IRIS第8期生　中嶋 優里（生命環境科学研究科 博士前期課程2年）

中和反応を利用した発泡入浴剤をつくる実験を行いました。材料を「魔法の粉」「秘密の粉」と名付けたことで、これから何が起こるんだろう？というワクワクした気持ちで実験に参加してもらえたのではないでしょうか。実験中もたくさん質問をしてくれて、私自身子どもたちの質問に気付かされることもあり、とても楽しかったです。この実験を通して、日常生活で使うさまざまな道具にも科学の力が使われているということを知り、これからも身近なものに対してなぜ？どうして？という疑問を持ってくれると嬉しいです。

IRIS第8期生　東﨑 愛生（生命環境科学研究科 博士前期課程2年）

アンケート結果

参加者の声（子ども）

• • • おみせみたいに、中にプレゼントをかくしたり、プレゼントにしたり、家でまたつくりたいので、他のにおいもたいけんしてみたいです。今日はありがとうございました。
    • いろんなこなを入れて、にゅうぼうでまぜるのが、とっても楽しかったです。さいごにラッピングもできたのでうれしかったです。使うのがたのしみだけど、もったいないです。
    • バスボールをきれいにつくれてよかったとおもう、ここ大好きです。またきます。つくらせてくれてありがとうございました。
    • 粉の正体を最初は「まほうのこな」などにたとえているところがよかったです。また、この入浴ざいを入れて、あわがでるしくみも分かって、とてもいい機会になりました。

参加者の声（保護者）

• • • 説明がわかりやすくて良かったです。作る時も帰ってからも、楽しめる実験でいいと思います、できたら終わり、という実験もある中で、きちんと説明もしてくれて、とてもわかりやすかったです。
    • 家で自由研究でやったいみたい！！と言っていた時があったのですが、チャレンジ出来ず、今日も、まずはコレ！！と一番に受付しに来るほど楽しみにしていました。
    • 今回の様に、生活に密着したものを作る企画が良いです。子どもたちがたのしそうでした。
    • 毎年参加させて頂いてます。子供も興味がわく企画なので、1番にここに来たいと言っています。
    • 説明も丁寧で子供も楽しんで作っており、とても良かったです。最後の「なぜ」の説明もやさしく詳しく分かりやすく子供も理解できていたと思います。今後も楽しみにしています。