2018年度IRISの活動
event
【連携事業】IRISが堺市中学校理科スキルアップ研修にてTAとして実験補助を行いました。
※連携事業とは
IRISメンバーは、大阪府立大学が関わっている、他のサイエンスコミュニケーション関連事業へも、主にティーチングアシスタント(TA)として参加しています。
堺市中学校理科スキルアップ研修 概要
日時 | 2018年 8月 8日(水)13時~16時 | |
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場所 | 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパスキャンパス B7棟101室(電子物理学生実験室) | |
参加者 | 中学校理科教員7名 | |
主催 | 堺市教育委員会 | |
学内担当 | 「未来の博士」育成ラボ(主担当:工学研究科 川田 博昭 教授)
一般社団法人 関西科学塾コンソーシアム(主担当:理学系研究科 細越 裕子 教授) |
堺市中学校理科スキルアップ研修で、IRIS2名がTAとして電流・電圧の測定実験研修(担当:工学研究科 川田博昭教授)の実験補助を行った後、「女子中高生の理系進路選択について」を発表しました。
IRISレポート
中学校の先生方に理系の進路選択や、現在の研究生活について、興味を持って聞いていただけて嬉しかったです。女性の社会進出やダイバーシティが進む今、未来の社会を担う中学生が将来について考える時間は大切であると感じました。またそのような時間を与えることができる現場の先生方に、今の理系女子学生の実情や生の声を理解していただくことが最も重要であると思いました。先生方が知らなかった、これまでのイメージとは違った、理系について知っていただけていれば幸いです。今後も、少しでも今の女子中学生たちの進路選択にプラスのお手伝いができたらなと思います。
IRIS第8期生 茂野 真成(工学研究科 博士前期課程1年)
本研修を通じて、「理科を教えることは本当に難しく大変そう。けれども、楽しそう!!」と感じました。どんな実験をするか、結果に対してどんな風に考えさせるか、授業の方法は多岐に渡り、工夫次第でどんな教科よりも面白くできるということを学びました。
一方、現在理科の教師をしておられる先生方と接し、実際は時間や手間の問題もあり、思うように実験ができないこともある、という現実を知りました。
私自身、高校理科の教員免許状を取得しているため、今回教わった理科教師としての心構えは、理科を教えることになった際、生かしていきます。そして生徒達に“理科の面白さ”を伝えたいと思います。
IRIS第8期生 田仲 礼奈(生命環境科学研究科 博士前期課程2年)