2020年度IRISの活動

event

富田林市にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました

日時 2020年9月26日(土)10時00分~12時00分
場所 富田林市きらめき創造館(TOPIC) 2階グループ活動室A
テーマ 泥水はきれいな水にできる?!クリーンウォーター大作戦!!
講師 IRIS 3名
参加者 小学校高学年(4~6年生) 14名、保護者(見学) 13名
主催 富田林市役所 人権・市民協働課 人権・男女共同参画係
共催 大阪府立大学 女性研究者支援センター

ペットボトルでろ過装置を作って、水が綺麗になっていく仕組みを実験しました。

(実施については、新型コロナウィルス感染拡大防止における対策に十分配慮して行いました)

IRISレポート

生きる上で不可欠で、当たり前に存在している「水」を綺麗にするのがどれだけ大変か知ってもらうため、そして自らの手でも水を綺麗にできるということを体感してもらうために、今回の実験を計画しました。僅かな材料の違いで結果が変わってしまう難しい実験であり、楽しんで実験をしてもらうことができるか不安もありました。しかし、何度もリハーサルを重ねた結果、当日は、子供たちが興味をもって積極的に参加し、楽しんでくれたのでよかったです。今回のサイエンスキャンパスを通して、少しでも「科学って楽しい!」と思ってくれる子が増えてくれるといいなと思います。

辻本 絢子(工学研究科 博士前期課程2年)

今回のサイエンスキャンパスでは、手作りのろ過装置を用いて、様々な液体のろ過に挑戦しました。ろ過装置を身近にある材料を用いて一から作製することで、子供たちがろ過の身近さを感じ、ろ過の仕組みをより理解しやすくなったのではと思っています。準備段階では、実験手順や仕組み説明など、わかりやすく伝えるために意見を出し合いながら試行錯誤を繰り返したことはとてもよい経験となりました。サイエンスキャンパスを通じて、子供たちに科学の身近さや面白さを感じてもらえていればと思います。

窪田 舞(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)

サイエンスキャンパスの準備は条件検討に苦労するなど予想以上に大変なものでしたが、子どもたちに喜んでもらいたい一心で取り組みました。当日は子どもたちの積極的な姿勢やどんどん湧いてくる疑問に驚かされ、私自身にとっても学びの場となりました。私は小さい頃に参加した科学実験教室が科学が好きになったきっかけであり、進路決定にも少なからず影響していると感じています。今回のイベントが参加してくれた子達の人生のどこかで役立てば良いなと思います。

出南 真奈(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)

 

アンケート結果

   本日の企画はいかがでしたか?(子ども)       本日の企画はいかがでしたか?(保護者)

 

 

参加者の声(子ども)

 

      • とてもわかりやすくせつめいしてくれて、分かりやすかった。
      • いろんな水(えきたい)がとう明になったからもっとたくさん実けんしてみたい。
      • ろ過の実験だけでなく、身の回りにもろ過があることや、ろ過のお話も楽しかったですし、興味深かかったので、家に帰って、くわしく調べたいと思いました。
      • とてもおもしろいので感どうしました。またここで、できたらうれしいです。

参加者の声(保護者)

 

      • ろ過装置を簡単に作れて、目できれいな水になることがわかり、わかりやすく楽しい実験だったと思います。
      • IRISのスタッフのみなさんが、子供たちへのサポートを細やかにして下さっていて、ありがたかったです。全て身近なもので、実験して下さったので、子供たちにも分かりやすかったと思います。
      • 何かを作る(スライムなど)だけではなく、なぜ?身近なところには・・・などがあったのがとてもよかったです。
      • 実際にろ過とはどういうことか体験できて良かったです。コロナの中で体験講座があまりないので、今回の講座の開催はありがたかったです。(実際の体験は子どもにとっても、大人にとっても貴重ですので)