2016年度IRISの活動
event
クレオ大阪子育て館にて「子どもサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2016年10月1日(土) 10時30分~12時30分 |
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場所 | 大阪市立男女共同参画センター子育て活動支援館 研修室 |
テーマ | 10円玉ピカピカ大作戦!!~調味料を使って化学反応を起こそう~ |
講師 | IRIS3名 |
参加者 | 13名(小学2年生~中学1年生) |
共催 | 大阪市立男女共同参画センター子育て活動支援館 / 女性研究者支援センター |
しょうゆ、ソース、ジュース、重曹水などの15種類の調味料、材料を使って10円玉を磨いて、ピカピカになる成分について考えました。
IRISの活動紹介
手順説明
調味料を選ぶ
10円玉の半分だけを磨く
結果シートに並べる
グループワーク
しくみ説明
研究内容紹介と質問コーナー
担当したIRIS
IRISレポート
今回は、テーマを再考するなど試行錯誤しながら準備を進めてきました。当日も「途中で飽きてしまわないかな?」「うまく結果が出るかな?」など不安に思うことがたくさんありましたが、みんな楽しそうに取り組んでくれてとても嬉しかったです。最初は遠慮していた子どもたちが次第に打ち解けて、互いに協力して実験を進めたり、積極的に結果について話し合ってくれたりしてとても感動しました。初めてのサイエンス・キャンパスで不手際も多かったですが、協力してくださった方々、そして当日参加してくれた子どもたちのおかげでやりきることができました。本当にありがとうございました。
IRIS第6期生 諸吉 ほたる(工学研究科 博士前期課程1年)
実験準備をしている間、子どもたちが実験を楽しんでくれるかどうか少し不安でしたが、参加してくれた子どもたちが夢中になって10円玉を磨いてる様子が見られてとても良かったです。また、実験の補助に入っていた私に目をキラキラさせて実験の結果を報告してくれたお子さんがいて、それがとてもうれしく感じました。個人の研究紹介では、普段硬い言葉で表現している部分をどのような言葉で表現すれば子どもたちに興味をもってもらえるかについて悩みました。子どもたちの素直な反応を受け、自分自身が曖昧にしていた部分などに気づくことができ、私も成長できたように感じます。今回のイベントが、参加してくれた子どもたちにとって科学に興味をもつきっかけになっていればいいなと思います。
IRIS第6期生 竹岡 真梨(工学研究科 博士前期課程1年)
今回は調味料や洗剤を使って10円玉を磨くという簡単な実験で、小学校低学年のお子さんでも実験ができていたと思います。10円玉は半分だけ磨いて、前後の違いを見比べる、磨いた10円玉を並べ、使用した調味料の名前を書くシートを配るなど、実験結果を見やすくする工夫も活かすことができたと思います。子どもたちはどんどん様々な調味料で10円玉を磨き、きれいに磨ける調味料を見つければ喜んでくれていました。実験時間を過ぎても、きれいになると分かった調味料で新たに10円玉を磨く子も多く、実験を楽しんでくれていたように思います。IRISメンバーの研究内容紹介や、10円玉がきれいになる反応の説明など、難しい内容も多かったですが今回の子どもサイエンス・キャンパスが科学に興味を持ったり、将来のことを考えたりするきっかけとなればうれしいです。
IRIS第6期生 藤原 怜子(工学研究科 博士前期課程1年)
アンケート結果
参加者の声(子ども)
- 10円玉をきれいにするのが楽しかった。ぜんぶきれいにしたい。家でもやってみようと思った。
- 私は実けんがすきなのでたのしかったです。
- どうして10円玉がきれいになるかわかった。
参加者の声(保護者)
- 実験は、興味深く参加できたと思うが、後半、一部難しい内容の話があり、子供はほとんど理解していなかったと思う。でも内容はおもしろかった。小学生にもわかりやすく、たいくつせず、といった工夫があったら良かったと思う。