2019年度IRISの活動
event
「堺で科学 サかイエンス2020」にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2020年1月26日(日)10時00分~16時00分 |
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場所 | 堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階 実験室1 |
テーマ | 液体を「積む」!?不思議なカラフルタワーをつくろう |
講師 | IRIS4名 |
参加者 | 117名(未就学児・小学生・中学生) |
主催 | 堺市教育委員会 |
後援 | 大阪府立大学 / 堺科学教育振興会 |
3つの液体(水、油、シロップ)を使って、密度について学びました。
IRISレポート
今回は「目で見て楽しい」をコンセプトに実験案を選定しました。実験案はスムーズに決定しましたが、実験の楽しさ、仕組みの理解、柔軟な想像体験の3つを短時間で提供できる構成づくりが、非常に困難でした。ですがメンバーの志が高く、意見交換の度に企画が磨き上げられている実感がありました。当日の実験では、子供たちの喜ぶ姿や真剣に説明を聞く姿が印象的で、学校の勉強に限らず、幅広い学びの場をより多くの子供たちに提供したいと強く感じました。初めての参加で不安でしたが、私自身も多くの刺激と学びを得る良い機会となりました。
岡田 博子(工学研究科 博士前期課程1年)
1回の実験時間が30分と短かったこともあり、“短時間で伝えたいことをわかりやすく伝えながらもそれぞれの子供たちが自由に様々なことを考えることができる企画”をつくることが予想に反してとても難しかったです。チーム全員が意見を出し合い、どうすればわかりやすく楽しい企画を作り上げられるか、最後の最後まで妥協せず試行錯誤しました。実験当日は子供たちだけでなく保護者含め会場全体から歓声があがり、「来年もまた来たい」「IRIS頑張って!」と声をかけてもらったときはとても嬉しかったです。今回学んだことを生かしながら、今後も科学の楽しさをたくさんの人たちに伝えていければと思います。
小林 奈緒(工学研究科 博士後期課程1年)
実験室という恵まれた環境を活かそうと考え、液体を使って密度に関する実験を行いました。導入など企画に関して苦労しましたが、物語風にしたことで、親子一緒に楽しんでくれていました。実験では歓声と一緒に「なんでー!?」という疑問が聞こえてくるなど、興味深く取り組んでくれている様子が見られました。さらに、本サイエンス・キャンパスは1日に5回実施したため、合計100人を超える子供たちに参加していただいたことになります。多くの子供たちが、これをきっかけに科学に興味を持ってくれれば幸いです。
吉田 春香(工学研究科 博士前期課程2年)
アンケート結果
参加者の声(子ども)
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- みつどがちがうと、うくばしょなどがちがうんだなと思いました。これからも、みつどのことをもっと知りたいです。
- ふだんあんまり考えてなかったことをここで学び、ふだん似たようなことがあったら今日のことを思いだして考えてみようと思いました。きっぱりと色が分かれてビックリしました!
- マカロニがと中でうくのがふしぎだと思いました。
- とってもすごいべんきょうをしました。ほいくえんのともだちにはなします。ありがとう。
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参加者の声(保護者)
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- 理系が苦手な子ですが、科学の不思議には、とても興味があるのでこういったイベントで、勉強とは違う方向から科学を見る事で楽しみながら学べることはとてもありがたいので、これからも様々なイベントを催して頂けたら嬉しいです。
- とてもおもしろくて、興味をそそられる実験でした。小さな子供も真剣に取り組めました。ありがとうございました。
- 毎回、アイリスの実験は楽しみにしています、色々なアイデアがつまった時間をありがとうございます。
- 身近な物での実験なので、子供たちに科学の関心をもたせることができる楽しい実験でした。「科学=科楽』でした。
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