2016年度IRISの活動
event
『堺で科学 サかイエンス2017』にて「子どもサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2017年1月29日(日)9時30分~16時00分 |
---|---|
場所 | 堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階 実験室1 |
テーマ | 食塩水で虹をつくろう |
講師 | IRIS4名 |
参加者 | 101名(未就学・小学生) |
主催 | 堺市教育委員会 |
後援 | 大阪府立大学 / 堺科学教育振興会 |
濃度の異なる食塩水に着色します。入れる順番、入れ方などを工夫することによって、虹のような綺麗な層を作りました。
IRISの活動紹介
手順説明
ピペットの練習
食塩水の作成
虹の作成
完成
しくみ説明
演示実験
担当IRIS
IRISレポート
実験器具の扱いには技術が必要だったため、子どもたちがうまく虹をつくれるか不安でしたが、ほとんどの子が虹をつくることができました。うまくできなくても再挑戦して、虹をつくれたときは私も嬉しかったです。しくみ説明後には、こういうことだよね、と私に確認してくる子や、説明した内容についての実験をしたいという子もいて、十分楽しんでもらえたと思います。不思議な現象を楽しみ、科学に興味をもつきっかけになれば幸いです。
IRIS第6期生 津田 明(工学研究科 博士前期課程1年)
今回は、目で見て楽しんでもらう実験でした。器具の使い方が実験結果に大きく影響したため、上手に虹ができる子とうまく層ができない子とわかれてしまいました。実験終了後に再挑戦する子もいて、皆が楽しんでくれていてうれしかったです。原理を理解してもらうことに加えて、実験器具を使って実験する楽しさを感じてもらえた企画になったと思います。
IRIS第6期生 足達 美奈(工学研究科 博士前期課程1年)
今回は、結果がすぐ分かる実験だったので、色が混ざる場合と、上にのって色が分かれる場合に「なぜ?」という疑問が湧きやすかったことが良かったと思います。このときはどうなるかな?こうしたらどうなるかな?というのを皆で共有しながらの実験は、参加者を楽しませるだけでなく、私自身もすごく楽しめた実験となりました。「なぜ?」を解き明かしていくのが理系なので、お子さんにも親御さんにも興味をもってもらうことができたなら嬉しいです。また、高学年にならないと触れる機会のない実験器具を持ち実験をしたので、実際高学年になって使用したときにこれ知ってる!やったことある!楽しい!と思い出してほしいと思います。
IRIS第6期生 鈴木 佑里奈(工学研究科 博士前期課程1年)
駒込ピペットの操作を上手くできるかどうかが不安でしたが、多くの子供たちがきれいな虹を作ることができ、私も子供たちとともに楽しむことができました。食塩水の入れる順番を変えたり、完成した虹を混ぜたりしたらどうなるかなど、様々なことに興味をもち、楽しんでもらえて嬉しかったです。家でもやりたいと言ってくれる子もいて、材料や手順がシンプルな実験なので、ぜひご家族で科学実験に興味を持つきっかけになってもらえたらと思います。
IRIS第6期生 世戸 景子(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)
アンケート結果
参加者の声(子ども)
- すごいことができたのでうれしかったです。わたしは理科が好きなのでまたこういうきかいがあったらやりたいです。
- じっけんをするのは、はじめてだったので、たのしかったです。入れるとき、じゅんばんをかえただけで、ちがうというのがべんきょうになりました。
- 塩分のう度が、勉強に出てくるのが楽しみです。
- たのしかった またくるね。
参加者の声(保護者)
- なぜ、こうなるのか?という疑問→興味→調べる→分かる!!と理科に興味をもつきっかけになる企画だったと思います!
- 本物の実験器具に触れることができ、最初から最後まで自分1人でできたので良かったです。
- 早くから、実験器具等色々な物に触れる良い機会ですので、今後も機会があれば、参加させたい。
- 理系女子を目指している子供にとって良い体験だったと思います。