2016年度IRISの活動
event
岸和田市立女性センターにて「子どもサイエンス・キャンパス」を開催しました
更新日: 2016年8月24日
日時 | 2016年8月20日(土) 10時00分~12時00分 |
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場所 | 岸和田市立女性センター 2階 大会議室 |
テーマ | パパと一緒に科学実験~オリジナル望遠鏡を作ろう!~ |
講師 | IRIS3名 |
参加者 | 親子18組(子ども21名、保護者18名) |
共催 | 岸和田市立女性センター / 女性研究者支援センター |
親子でガリレオ式望遠鏡を作成し、IRISが作成したケプラー式望遠鏡との違いを体験しました。
IRISの活動紹介
手順説明
牛乳パックをカットする
展開図をカットする
レンズをはりつける
望遠鏡の完成
しくみ説明
研究内容紹介と質問コーナー
研究内容紹介と質問コーナー
研究内容紹介と質問コーナー
担当したIRIS
IRISレポート
子ども達はお父さんと素晴らしい連携プレーを見せながら、オリジナル望遠鏡の作成に取り組んでくれました。小学校低学年でも失敗せずに作成できるよう、あらかじめ型紙に展開図を書き込んだものを材料として準備するなど、細やかな工夫が活かされ、終始楽しく進めることができました。また、質問コーナーの時間には、多くの子ども達が大学生活や実験内容、将来について様々な質問をしてくれました。なぜレンズをうまく組み合わせると望遠鏡ができるのかの仕組みについては、やはり難しかったようでしたが、子どもサイエンス・キャンパスをきっかけに、疑問に思ったことを調べてみたり、色々なことに挑戦してもらえたらなと思います。
IRIS第6期生 大社 綾乃(工学研究科 博士前期課程2年)
お父さんやお祖父さんの協力を受けて、小さなお子さんでも出来る限り自分で作業しようと積極的に取り込んでくれていたのが印象的でした。保護者の方々の子どもへの理解力の高さも表れていたのだと思います。
今回の子どもサイエンス・キャンパスが、子ども達にとって少しでも科学やものづくりの面白さを知るきっかけになると嬉しいです。
IRIS第6期生 中島 佳帆(工学研究科 博士前期課程2年)
カッターを使う難しい作業はお父さんにやってもらうなど、親子で協力して作成していただき、安全に失敗なくオリジナル望遠鏡を作ることができました。組み立てる前のレンズを使って色々なものを見て楽しむ子や、望遠鏡のデコレーションに夢中な子など、作業をするときの様々な発想や楽しみ方に、こちらも楽しませていただきました。それと同時に、科学のしくみについて、小学校低学年の子どもにも分かるように伝えることの難しさを実感しました。
今回の企画が、科学に興味を持つきっかけになったり、「昔こんな体験をした!」と今後思い出してもらえるイベントになっていれば嬉しいです。
IRIS第6期生 谷口 あずさ(工学研究科 博士前期課程1年