2019年度IRISの活動
event
和泉市にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2019年11月17日(日)10時00分~12時00分 |
---|---|
場所 | 和泉シティプラザ 4階 研修室 |
テーマ | パパと一緒に科学で遊ぼう!「お菓子の色の正体は?」 |
講師 | IRIS 3名 |
参加者 | 35名(子ども18名、保護者17名) |
主催 | 和泉市男女共同参画センター |
共催 | 大阪府立大学 女性研究者支援センター |
子どもたちがよく目にするお菓子の色素を分析して、天然着色料と合成着色料について学びました。
IRISレポート
子供たちの関心を引きやすい、身近なお菓子を使った実験を行いました。実験リハーサルで実験の条件や手順、伝えたい内容等を検討した結果、実験の前半では着色料について理解を深め、後半で知識を使って未知の試料を当てるという全体の構成をうまく作ることができました。当日は、子供たちが楽しそうに実験をしている姿が印象的でした。着色料の性質だけでなく、安全性や原料についても紹介でき、親子で着色料について考える機会を提供することができたと思います。今回のサイエンス・キャンパスが、子供たちが身近な科学に目を向けるきっかけに、また、親子のコミュニケーションのきっかけになれば嬉しく思います。
柳 美早紀(工学研究科 博士前期課程2年)
どうしたら楽しんでもらえるか、どのような流れにすれば理解してもらえるかをリハーサルの段階でIRISメンバーと話し合い、実験を成功させるために何度も実験の手順や分量を変えてきれいに結果が出るよう工夫しました。私自身初めてのサイエンスキャンパスで当日まで本当にうまくいくのかとても不安でした。しかし、子どもたちが一生懸命実験をしてワークシートに書き込んでくれている姿を見ると杞憂だったなと感じました。今回のサイエンスキャンパスが参加してくれた子どもたちの科学に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思います。
松本 真季(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)
身近なところから科学に興味を持ち、楽しんでもらいたいと考えて、お菓子を使った実験を企画しました。私は原理説明を担当したのですが、子供に勉強を教えることが初めてだったので、どのように説明するかたくさん悩み、試行錯誤しました。当日は、皆さん真剣に話を聞いてくれて、楽しそうに実験をしている様子を見ることができ、しっかり準備してきた甲斐があったと思いました。子供たちだけでなく保護者の方々も一緒に、私たちの予想を上回るほど丁寧にワークシートを書いて考えてくれたり、積極的にクイズに参加してくれたりしたため、嬉しかったです。このサイエンスキャンパスが参加者の記憶に残る良い体験となっていれば幸いです。
丸井 汐里(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)
アンケート結果
参加者の声(子ども)
-
-
- おかしの色の正体がわかって楽しかったです。自分で実験を体験できたのがよかったです。
- いろいろな実験ができて楽しかった。
- NH3についておしえてもらえたのでみんなにもいいたいです。
- 合成着色料や天然着色料の意味が分かったから。
- こまっているひとにおしえたりしてくれてよかった。きょうたのしかったです。
-
参加者の声(保護者)
-
-
- グミやよっちゃんイカなど、普段食べているおかしを使っての実験だったので、子どもたちも興味が持てたようです。マーブルチョコが天然着色料で色付けされているとは知りませんでした。成分表示を見るきっかけになりました。
- 身近な材料で科学を体験できたのが良かった。
- 子供が積極的に楽しく体験できました。
- 小学校の自由勉強のネタにすると言って、娘は一生懸命ノートをとっていました。みなさん丁寧に教えてくださってとても好感がもてました。
- かわいい理系女子の方に教えてもらって、楽しく学べた。実験は、教授や男性の話をきくという内容が多いので、娘にはとてもわかりやすく、来て良かったです。
-