2017年度IRISの活動
event
いずみさの女性センターにて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2017年12月9日(土)10時00分~12時00分 |
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場所 | レイクアルスタープラザ・カワサキ生涯学習センター 3階 美術室 |
テーマ | パチッと痛い静電気パワー!!風船電球をつくろう |
講師 | IRIS3名 |
参加者 | 36名(子ども21名、保護者15名) |
主催 | いずみさの女性センター |
共催 | 大阪府立大学 女性研究者支援センター |
ティッシュペーパーとバルーン風船を用いて「ふらふら人間」、ビニル袋を用いて「浮かぶ?天使の輪」の実験を行って静電気のパワーを体験した後、LEDライトを風船の中に入れた風船電球を静電気の力で天井に浮かべました。
IRISの活動紹介
手順説明
ティッシュを好きな形にカットする
バルーン風船とマフラーをこする
ティッシュに描いた絵を浮かしてみる
天使の輪を浮かべる
しくみ説明
LEDライトと電池をつける
風船電球をふくらます
天井にくっつける
部屋を暗くすると・・・
担当IRIS
IRISレポート
季節を感じられる静電気実験を3つ行いました。私は司会進行を担当しましたが、私以外のメンバーも全体の進度を見ながら動いてくれたおかげで時間内にすべての実験を終わらせることができ、IRIS内のチームワークがとても良かったと思います。リハーサルとは違い風船を天井にくっつける作業が難航しましたが、子どもたちも保護者の方もみんなで静電気を起こし、いままでのサイエンスキャンパスにない団結が生まれたように感じました。風船電球が予想以上にきれいに出来上がり、記憶にのこる実験にすることができたので、これをきっかけに子どもたちにもっと科学に興味を持ってもらえると嬉しいです。
IRIS第7期生 松井 絵美(工学研究科 博士前期課程2年)
冬にぴったりな静電気の実験を行いました。風船電球の実験では、風船がなかなか天井に貼りつかず、焦った場面もありましたが、子どもたちがあきらめずに静電気を起こしてくれたことや保護者の方の協力もあり、最終的にはすべての風船を上げることができました。子どもたちの楽しそうな歓声を聞いて、実験準備を頑張って良かったなと思いました。毎年冬が来るたびに、子どもたちが今回の実験を思い出してくれたら嬉しいです。
IRIS第7期生 金武 泉希(工学研究科 博士前期課程1年)
季節感を感じる実験ということで、乾燥した冬に適した静電気実験を行いました。静電気実験は、電気という身近で目に見えない現象を体感できますが、温度や湿度などの要因で成功が左右される難しい実験でもありました。事前の実験リハーサルを重ね、何度も練習を行いましたが、本番では上手くできなかったり、完成までに何度も挑戦したりしました。しかし、子供たちは上手くいかない過程すらも楽しんでいました。大変だったからこそ、参加者全員で力を合わせて成功したときは感動と達成感でいっぱいでした。寒さが本格的になる中でも静電気のパチッとした痛さと共に科学の驚きや楽しさを感じてもらえれば幸いです。
IRIS第7期生 山﨑 貴子(人間社会システム科学研究科 博士前期課程1年)
アンケート結果
参加者の声(子ども)
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- 静電気はいたいだけじゃなくて物をくっつける力はなす力などがあるということがよく分かった。
- 静電気が発生するわけが今日の授業で分かった。
- 最後の電気を消した時に、キレくてかんどうした。ためになった。せいでんきがキライだったけど、最後のみたいなんができるから少しすきになった。
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参加者の声(保護者)
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- わかりやすくて、音楽も季節感があり、すごく楽しかったです。ありがとうございました。とってもキレイな風船電球ができてよかったです!!
- 冬になると静電気でバチバチ痛いので、はじめはすごくこわかったけど、子供と一緒に楽しんで色んな実験ができたので良かったです。風船電球、ビックリでした。めっちゃ綺麗♥♥感動でした♥♥楽しかったです。
- ゆったりとした雰囲気の中、思う存分楽しんでいる姿をみて、良い時間だなぁと思いました。まだまだ子どもは、大学、大学院のイメージがつかないようですが、研究や実験という基本的なことにも興味をもってほしいです。
- 少しむつかしい内容でしたが、段階をふんでいてとてもたのしくできました。
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