2016年度IRISの活動

event

いずみさの女性センターにて「子どもサイエンス・キャンパス」を開催しました

日時 2016年12月3日(土)10時00分~12時00分
場所 レイクアルスタープラザ・カワサキ生涯学習センター 3階 美術室
テーマ クリスマスツリーに雪を降らそう
講師 IRIS3名
参加者 24名(子ども16名、保護者8名)
共催 いずみさの女性センター / 大阪府立大学 女性研究者支援センター

尿素溶液を作成し、結晶の析出を体験しました。

IRISの活動紹介

手順説明

尿素を水に溶かす

洗剤、クレンザー、洗濯のりを加える

スプレー容器に入れる

松ぼっくりに噴霧する

モール、コーヒーフィルタで飾りを作成する

結晶の析出

しくみ説明

質問コーナー

担当IRIS

IRISレポート

季節感を取り入れた実験テーマで、クリスマス気分を味わい、参加者と共に楽しむことができました。尿素結晶の析出がリハーサル時よりも早かったおかげで、参加者の興味がよりかき立てられ、イベントの楽しさが増したと思います。結晶析出の過程説明は低学年にはかなり難しく、完全には理解できないかもしれませんが、今回のイベントで不思議な現象を目の当たりにし、それを機に科学に関心を持ってくれたら幸いです。

IRIS第6期生 菅原 香純(工学研究科 博士前期課程2年)

当日の天候や環境条件に左右される実験だったため成功するかどうかの不安はありましたが、全員松ぼっくりに尿素の結晶が析出し、実験は順調に進みました。析出した結晶を触ってみたり、ルーペでじっくり観察してみたり、参加者が様々な視点で興味を持ち、楽しんでくれたのでとても嬉しかったです。内容として難しい部分もあったかもしれませんが、理科実験をするときに感じるおもしろさやわくわく感を味わってもらえたかなと思います。

IRIS第6期生 田中 千尋(工学研究科 博士前期課程1年)

季節感を感じられるテーマとして、松ぼっくりやモールで作ったオブジェに雪に見立てた尿素の結晶を析出させる実験を考えました。リハーサルでは結晶が十分に観察できる条件の検討に苦労しましたが、結果が目に見えてわかりやすい実験であり、比較的短時間のうちに結晶ができ始めたことが子どもたちにとっては嬉しかったようで、何度も繰り返し松ぼっくりに尿素溶液を噴霧してより多くの結晶を析出させようとしていました。また、持ち帰り用の容器の装飾やコーヒーフィルターの色付けも思い思いに楽しんでもらうことができました。今回のイベントを通して子どもたちが、面白い、不思議だなと感じた気持ちを育ててもらう一助となれば幸いです。

IRIS第6期生 西川 麻裕(理学系研究科 博士後期課程3年)

 

アンケート結果

本日の企画はいかがでしたか?(子ども)

本日の企画はいかがでしたか?(保護者)

 

参加者の声(子ども)

      • 理科のことがもっと分かりました。これからも理科についてたくさんしらべたいと思いました。
      • かがくのおもしろさがこの実験でよりわかったようなきがします。これからもいろんな実験をしたいです。
      • 最初はどうなるのか分からなかったけど出来あがったら、本物の雪みたいにふわふわですごいなぁと思いました。金曜日に学校でも理科の実験をしていて次にする実験が楽しみになりました。

参加者の声(保護者)

      • 子供と一緒に発見したり、おどろいたり・・・。とてもいい経験ができました。
      • 今の時期にぴったりなクリスマスツリー作りで、本物の雪みたいにかわいい松ぼっくりツリーができておもしろかったです。学生さんの研究のこともきくことができて、いろんな研究があるんだな、楽しそうだな、ということが分かってとてもよかったです。
      • 身近なものでいろいろなことができるのだと思いました。