2017年度IRISの活動

event

寝屋川市立第五小学校にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました

日時 2017年11月23日(木・祝) 10時00分~12時00分
場所 寝屋川市立第五小学校 家庭科室
テーマ 野菜やくだもので紙つくり?!
講師 IRIS4名
参加者 子ども32名、保護者6名
主催 寝屋川市第五校区地域協働協議会、寝屋川市立第五小学校おやじの会
共催 大阪府立大学 女性研究者支援センター

ごぼうとにんじんを使って紙つくりを体験し、紙が繊維でできていること、紙の歴史、バナナペーパーについて学習しました。

寝屋川市立第五小学校おやじの会会長
藤元様挨拶

IRIS活動紹介

手順説明

ごぼうをミキサーへかける

 にんじんをジューサーにかける

 紙すきセットに入れる

 水をしぼる

しくみ説明

繊維を足してみる

バナナペーパー紹介

寝屋川市立第五校区地域協働協議会
西尾様挨拶

 担当IRISとおやじの会のみなさま

 

IRISレポート

普段食べているものから紙を作る実験をしました。事前の実験で複数の野菜に挑戦したことでより良い野菜を選ぶことができました。手順が多い実験だったのですが、何度も事前実験をしたおかげで、IRIS全員で情報を共有することができたので、当日は大きなトラブルなく、円滑に実験することができました。失敗から原因を考え実験の仕組みを理解する流れにすることで子ども達がより理解できたと思いました。子ども達が楽しみながら実験してくれて私自身も楽しく実験できました。

工学研究科 博士前期課程2年 足達美奈

調理室を使用して野菜を使った実験をしました。身近な野菜をつぶすという最初の工程から、子どもたちに興味をもってもらえました。低学年の子たちは難しい作業もありましたが、みんな上手にできていたので良かったです。帰ってから別のもので作ってみると言っていた子もいました。失敗をみせてからどうすれば成功するかを考えてもらう流れにすることで、子どもたちにとってより心に残る実験になったかなと思います。

工学研究科 博士前期課程1年 岩﨑有紗

紙が繊維でできていることを学ぶために、野菜から紙を作る実験をしました。どうすればしっかりした紙を作ることができるのかという部分が難しかったのですが、リハーサルで材料や水の量を調整した甲斐もあって当日は皆に野菜で作った紙を持ち帰ってもらうことができました。繊維の多いごぼうは紙になるけれど、にんじんでは紙にならないという実験で、頑張ってにんじんを紙にしようと挑戦してくれた子もいて、楽しみながら学んでもらえたようで良かったです。他の野菜や果物でも作ってみたいと言ってくれていたので、是非お家でもいろんな材料で挑戦してみてほしいです。

生命環境科学研究科 博士前期課程1年 中嶋優里

 

アンケート結果

本日の企画はいかがでしたか?(子ども)

本日の企画はいかがでしたか?(保護者)

参加者の声

  • 野菜で紙をつくれることを、初めて知って、野菜で紙を実際につくれて、すごい楽しかったです。家でもやってみます!!
  • れんこんでもやってみたいです。
  • 紙が何からつくられているのかがよくわかった。とっても楽しかった。
  • ごぼうはそのままできて、にんじんはそのままできないけど、せんい(トイレットペーパー)を加えたら出来るというストーリー性があるのが特に良かったです。
  • 工程を詳しく説明しながら体験できて楽しかったです。