2016年度IRISの活動

event

河内長野市にて「子どもサイエンス・キャンパス」を開催しました

日時 2016年11月20日(日)

第1部 11時00分~12時00分 第2部 13時00分~14時00分

場所 河内長野市 にぎわいプラ座 教室2
テーマ 水面に文字を浮かべてみよう!
講師 IRIS4名
参加者 47名(子ども33名、保護者14名)
共催 河内長野市地域教育推進課 /河内長野市男女共同参画センター/ 女性研究者支援センター

PVAの入った洗濯のりを用いて、描いたイラストや文字を水面に浮かべる実験を行いました。

IRISの活動紹介

手順説明

洗濯のりをシート状に伸ばす

ドライヤーを用いて乾かす

シートに油性マジックでイラストを描く

下敷きからはがす

水面に浮かべる

しくみ説明

質問コーナー

担当IRIS

IRISレポート

簡単な手順で行える実験であったため、保護者の手を借りずに積極的に自分で作業をしている参加者が多く、活き活きとした顔を見ることができました。一生懸命描いた絵が水に浮かんだ時には、本人だけでなく同じテーブルについたみんなで喜び、私自身も実験の楽しさを改めて感じました。また材料も簡単に手に入るものであるため、保護者の方にも「ぜひ家でもやりたいです。」と言っていただくことができました。子どもたちには今回の実験のおもしろさや楽しさを出発点として、身近な化学反応に興味を持ち、科学がもっと好きになってもらえていると嬉しいです。

IRIS第6期生 山本 南美(工学研究科 博士前期課程1年)

洗濯のりをシート状に固め、そこに絵や文字を書き、水に浮かべる。
そんなシンプルな実験ですが、リハーサル当初はまず洗濯のりがうまく固まらないというところから四苦八苦しました。しかし、洗濯のりの量や使用するマジックの太さなど、一つ一つの要因を細かく決めていくことで、最終的には誰が行っても成功する実験に構成できました。
おかげで、参加してくれたお子さんが失敗することもなく、予想していた以上に喜んで次々と実験を行ってくれたことが、とても嬉しかったです。
「楽しく学ぶことができました」と、あるお子さんが言ってくれたのですが、それがIRISの本望です。これからも「参加者に楽しみながら学んでもらえる実験は何か」ということを、理系ならではの試行錯誤を繰り返しながら追求したいと思います。

IRIS第6期生 宇佐美 敦子(生命環境科学研究科 博士前期課程2年)

実験リハーサルで何度も失敗した経験から、うまくいくコツをつかむことができ、子どもたちはみんな、大きな失敗なく楽しく実験を行うことができたと思います。誰でも気軽にできる実験だったので、家でもやろうと言っている子もいて、楽しみながら化学に興味を持ってくれたようで嬉しかったです。同時に、子どもにわかりやすく伝えることの難しさを感じました。それを課題として、今後に繋げていきたいと思いました。

IRIS第6期生 吉田 真夕(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)

リハーサルではなかなかうまくできず不安でしたが、条件をいろいろと変えてみることで原因を明らかにすることができたため、当日は大きな失敗もなくスムーズに動くことができました。実験では時間いっぱいまで何度も挑戦しようとする子どもたちの姿を見て、感銘を受けました。水と油の性質から発展させ、界面活性剤の働きまで説明を行いましたが、子どもたちには少し難しかったかもしれません。しかし、今は理解できなくても、将来もう少し知識が深まったときに今回の体験を思い出してくれることを願っています。子どもたちと楽しく実験し、私自身も貴重な時間を過ごすことができました。

IRIS第6期生 野中 麻由(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)

アンケート結果

本日の企画はいかがでしたか?(子ども)

本日の企画はいかがでしたか?(保護者)

 

参加者の声(子ども)

      • たのしみながら、べんきょうできて、よかったと思います。
      • 文字が浮かんでびっくりした
      • もっとすごいのあったらまたしてください。

参加者の声(保護者)

      • ていねいに親切に説明していただいてありがとうございました。大人でもとても興味深く聞かせて頂きました。子供もとても楽しそうに実験できていたし遊びの延長で水と油についても学べてよかったと思います。ありがとうございました。
      • 説明の仕方が上手で、ハキハキしていてよかったです。理科のことについてまた色々教えてもらう機会があるとうれしいです。
      • 子どもが楽しく参加でき、家でもできる内容でよかったです。