2017年度IRISの活動
event
和泉市男女共同参画センターにて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2017年10月14日(土) 10時00分~12時00分 |
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場所 | 和泉市男女共同参画センター 和泉シティプラザ北棟4階 研修室 |
テーマ | 回転が止まらない!?不思議なコマをつくろう
~身近なモノがよく回るコマに大変身!~ |
講師 | IRIS3名 |
参加者 | 親子15組(子ども19名、保護者15名) |
主催 | 和泉市男女共同参画センター |
共催 | 大阪府立大学 女性研究者支援センター |
軸を中心として回転する物体は、外から力が加わらない限り回転を続けようとします。この性質を回転の慣性といい、回転が持続するコマと持続しないコマを作り比較することで、回転の慣性について体験しました。
IRISの活動紹介
手順説明
CDを8等分する
ナットを貼り付ける
コマの軸の作成
実験
しくみ説明
ジャイロ効果実験
ジャイロコマ実験
研究や大学生活の紹介
担当IRIS
IRISレポート
子どもたちが主体となり、親子で協力して楽しめる実験をと考え、この実験を選びました。当初の手順では時間や安全性の面でいくつか問題点があったのですが、予備実験を重ねることで手軽に自宅に帰ってからも楽しんでもらえる実験にすることができました。また今回は実験の仕組み説明に演示実験を加えることで、より直感的に仕組みを理解してもらえるよう工夫しました。単語だけでは理解しづらい科学の話も、実際に見て体験することで簡単に理解し、科学の面白さを体感してもらえたと思います。子どもたちが実験中は真剣に取り組み、終了後は笑顔で「楽しかった!」と言ってくれ、大変嬉しかったです。ご参加いただいた皆さんにとって、科学の面白さを再確認した機会となっていれば幸いです。
工学研究科 博士前期課程1年 清水乃有
小学生対象ということで「子ども達の目を引く楽しい実験がしたい!」と思い、コマ作りの実験を行いました。CDにナットを貼ったり、油性ペンの芯を抜いたり、お家では怒られてしまいそうな作業がたくさんあって刺激的だったと思います。一生懸命作った甲斐あって、本来ならば上手く回らないはずのコマまでも至る所で回っていました・・・笑。ハンドスピナーを用いた演示実験は事前準備で上手くいかず苦労しましたが、試行錯誤の末に当日は無事成功。子ども達のわくわくした表情を見て、諦めないでよかったなと思いました。楽しかった気持ちを忘れずに、ぜひお家でも保護者の方と一緒にいろんな実験に挑戦していただけると幸いです。
工学研究科 博士前期課程1年 尾崎愛
子どもたちにとって興味のあるコマを身近なモノを用いて作り、かつ身近な現象の仕組みに興味を持ってほしいと思いこの実験を提案しました。事前実験では、作業内容が簡単で飽きる子どもがいるのではないかと心配していましたが、1ステップごとに説明と作業を行うことで常に真剣に参加して頂けました。特に、参加者が最低限の手助けで「よく回るコマ」を完成できたことが非常に良かったと思います。しくみ説明でも子どもたちが「そうなんや」という声と共に「他に何に使われてるんやろ」と考えてくれ、終わった後に「楽しかった!ありがとうございました!」と笑顔で言って頂けて非常にうれしかったです。これをきっかけに科学により興味を持って頂ければ嬉しいです。
理学系研究科 博士前期課程1年 大橋かるな
アンケート結果
参加者の声
- ジャイロこうかのじっけんがたのしかった。
- まわり続けるコマといっていて、本当にまわっていたことにびっくりしました。工作がすきなのでよかった。
- コマの回るしくみのお話や大学のお話も聞けてよかった。
- 思っていたより、色々道具を使ったりできたのが良かったと思います。豪華できれいなコマができて満足です。
- コマ、とても喜んでいます。なぜ、コマが回るかも教えてくださり、来年の夏休みの自由研究にもいいなと思いました。