2018年度IRISの活動

event

高槻市にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました

日時 2018年10月13日(土)10時00分~12時00分
場所 クロスパル高槻 4階 研修室
テーマ 中学生のためのリコチャレ!~大学院生と学ぶ 理系の魅力~

「食品のビタミンC含有量を調べよう!」

講師 IRIS 3名
参加者 中学生11名、保護者1名
主催 高槻市市民生活部人権・男女共同参画課
共催 大阪府立大学 女性研究者支援センター

イソジン液を使って、9種類の食品のビタミン含有量を調べました。また実験の後は、IRISが大学生活や研究紹介を行い、中学生の質問に答える交流会を行いました。

IRISの活動紹介

手順説明

実験準備

ビタミンの含有量を調べる

ワークシートに予想と結果を記入

会場の様子

しくみ説明

学生生活・研究紹介

グループトーク

担当IRIS

IRISレポート

果物、野菜、お茶など様々な食品のビタミンC含有量を調べる実験を行いました。中学生対象ということもあり、皆さんてきぱきと実験をこなしてくれたので、スムーズに進行することができました。余った実験道具をお土産として持って帰ってくれる方もおり、「家でもまた実験をやってみたい!」と言ってもらえ、とても嬉しかったです。ダイエットなどを気にし始める年齢かもしれませんが、栄養バランスを考えたり、「科学っておもしろいな」と感じるきっかけになってくれれば幸いです。

IRIS第8期生 汐﨑 梨紗(工学研究科 博士前期課程2年)

食品の機能性が専門分野であるため、毎日の食事と健康の関わりについて考えるきっかけになればと思い、今回の実験を提案させていただきました。試料でうがい薬の色を変える、という操作は非常にシンプルな実験ですが、”実験前の予想と実験結果がかなり異なる”という学校の授業とは少し違った展開を楽しみ、「なぜ?」という疑問に繋がる経験をしてもらえたように感じました。実験終了後には、予備の実験道具を持ち帰り、家で実験を再現しようとする生徒が何人もいたので嬉しかったです。何気ない日常の中の科学に関心を持ち続けてもらえればと思います。

IRIS第8期生 奥山 真衣(生命環境科学研究科 博士前期課程2年)

中学生が対象ということで、美容等が気になる頃かと思い、ビタミンCの実験を行いました。ビタミンCが多いイメージのない意外性のある食品、加熱によってビタミンCが分解されることを比較できる食品など、どうすればより面白く感じてもらえるかを考えながら材料を選びました。うがい薬が透明になる瞬間に驚きの声を上げる姿や、こっちはどうだろうかと次々と実験を進めていく姿に、準備を頑張ってよかったと嬉しく思いました。交流会では、最初こそ緊張している子もいましたが、研究や大学生活について様々な質問を受けました。今回のサイエンスキャンパスを通して、科学の面白さを感じ、理系に少しでも興味を持ってもらえれば幸いです。

IRIS第8期生 伊藤 早希(人間社会システム科学研究科 博士前期課程1年)

 

アンケート結果

本日の企画はいかがでしたか?

 

この講座に参加して「理系女子」のイメージが変わりましたか?

      • すごく変わった:女子が理系でもいいということを知った
      • 変わった:ずっと理系の勉強をしていた訳ではない方もいたので、たくさんやりたいことをやって、興味がある物をみつけられたらいいなと思った
      • 変わった:元々「理系女子」はいいと思っていて、さらにいいなと思った
      • 変わった:理系女子はもっと少ないイメージだったが、意外と多かった

参加者の声

      • 実際に実験をしながらビタミンCのことも学べたし、大学生の方とたくさんお話もできた
      • 実験がすごくおもしろかったです。またしてみたいです。
      • 理系の楽しさとか、大学の話とかについて知れた
      • 今日の講座で理系に進むといういしがより一層強くなった