2017年度IRISの活動
event
高石市立取石公民館にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2017年8月19日(土) 10時00分~12時00分 |
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場所 | 高石市立取石公民館 2階 調理室 |
テーマ | 持てる水?!Ooho!をつくってみよう |
講師 | IRIS3名 |
参加者 | 親子12組(子ども11名、保護者12名) |
主催 | 高石市総務部人権推進課 |
共催 | 大阪府立大学 女性研究者支援センター |
省エネのためにペットボトルをなくそうという発想から生まれた、容器のない持ち運べる水「Ooho!」を作って、アルギン酸ナトリウムとカルシウムイオンの化学反応によって起こるゲル化現象を体験しました。
IRISの活動紹介
手順説明
アルギン酸ナトリウムを溶かす
塩化カルシウム水を作成
かき氷シロップを用いて着色
持てる水の作成
しくみ説明
会場の様子
質疑応答
担当IRIS
IRISレポート
現在、注目されている持てる水の実験を行いました。最初は、持てる水をきれいに作ることができず、材料や分量を決めるのに苦労しましたが、本番では、参加者全員が実験に成功できたのでよかったです。特に子ども達は、色を工夫したり、できた持てる水を動物に見立てたりして、私たちが予想もしなかった方法で自分なりに楽しんでいたので、大変驚かされました。子ども達にとって、心に残るサイエンス・キャンパスとなれば幸いです。
工学研究科 博士後期課程1年 乙山美紗恵
調理室で水が使え、かつ子供の興味を掻き立てるような実験ということで持てる水を作る実験を提案しました。事前実験では分量によっては上手くいかないこともありましたが、入念に分量や時間を考えた甲斐もあり全員が楽しんでOohoを作ることが出来ました。水にかき氷シロップで色を付けた際には自分たちでは考えつかなかった色を混ぜる発想や、丸い水だけではなく、紐や動物に見立てるなど、独自のアイデアにこちらも楽しませてもらいました。終わった後に子供達が「楽しかった!ありがとうございました!」と笑顔で言ってくれた時は本当に嬉しかったです。これをきっかけに科学により興味を持ってくれれば幸いです。
生命環境科学研究科 博士前期課程1年 坂口依理加
調理室を使用できたので、水をたくさん使った実験を行いました。何度も予備実験を繰り返したおかげで適切な分量を決めることができ、本番も参加者全員が成功できていたので良かったです。ペットボトルを振ってアルギン酸水を作るときは、子ども達も体全体を使って振っておりとても楽しそうで嬉しかったです。実験中は親子でコミュニケーションをたくさん取れていたのでお子さんだけでなく保護者の方にも楽しんでいただけたかなと思います。
理学系研究科 博士前期課程1年 黒田麻友
アンケート結果
参加者の声
- 夏休み以外の休日にも実験教室たくさん開いてください。
- 小1の子どもでも楽しむことができ、とてもよかったです。残った分を持ち帰ることができたので、下の弟たちにもさせてみたいと思います。ありがとうございました。
- 去年も参加して、とても楽しかったので今年も申込みました。大人になっても、子供のように、実験体験ができてとてもうれしいです。子供の顔も、実験で変化した時の「わぁ(にっこり)」という表情が見れて親としてもとてもうれしいです。