2019年度IRISの活動
event
【連携事業】IRISがノートルダム清心学園主催「集まれ!理系女子ー全国大会ー」に参加しました
※連携事業とは
IRISメンバーが主にティーチングアシスタントとして参加する大阪府立大学が関わる他のサイエンスコミュニケーション関連事業です。
「集まれ!理系女子」第11回女子生徒による科学研究発表交流会ー全国大会ー概要
日時 | 2019年10月27日(日) 10時00分~16時15分 |
場所 | 早稲田大学 西早稲田キャンパス 63号館 |
プログラム | 1.開会行事
2.講演①「人生の選択肢を広げるための科学の学び」 3.ポスター発表 4.講演②「遺伝と環境が生み出す個性~発生から学ぶこと~」 5.講評・閉会行事 |
主催 | ノートルダム清心学園 清心中学校・清心女子高等学校 |
協力校 | 学校法人文京学園 文京学院大学 女子高等学校 |
後援 | 岡山県、岡山県教育委員会、東京都教育委員会、早稲田大学理工学術院 |
ノートルダム清心学園は、平成18年度に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けて以来、女性の科学技術分野での活躍を支援できる教育プログラムの開発に取り組んでいます。
平成21年から、女子生徒の理系分野への進路選択支援と社会の意識改革推進を目指し、JSTのSSH交流会支援対象事業として、「集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究発表交流会」を開催し、今回で11回目を迎えました。日頃の科学研究活動の成果の発表を通して分野・地域を越えた研究交流を行い、理系女子生徒間の友好・仲間意識を高めることを目的の一つとしており、第11回は、清心中学校・清心女子高等学校や文京学院大学女子高等学校などの中学・高校による130題と、本学理系女子大学院生チームIRIS7名を含めた女性研究者12題のポスター発表が行われました。
本学 生命環境科学研究科 田島朋子 准教授が、ノートルダム清心学園SSH運営指導委員を務めており、女性研究者支援センターと連携した取組みのうち、女性研究者のロールモデルを生徒たちに紹介する目的で、清心女子高等学校の生徒とIRISとの交流会を本学で実施しています。
ノートルダム清心女子高等学校の生徒とIRISとの交流会についてはこちら
会場の様子
ポスター発表の様子
IRISレポート
「集まれ!理系女子」に参加させていただきました。
ポスター発表を通して高校生の研究のレベルの高さを実感しました。特にテーマを自分たちで設定している研究や、理科室にあるものでできるように実験方法の工夫をしている研究がたくさんあり、高校生が自主的に研究に打ち込んだ様子が表れていました。
また、女性研究者の講演では、結婚、出産などのライフイベントを経てもやりたいことに向かって第一線で活躍している様子が大変魅力的に感じました。女性であることを言い訳にしてあきらめることなく、目標に向かって努力しようという意欲がわきました。貴重な機会をありがとうございました。
小川 恭子(工学研究科 博士前期課程2年)