2019年度IRISの活動

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【連携事業】堺市学校理科展覧会にてIRISが科学実験ブースにTAとして参加しました

※連携事業とは
IRISメンバーが主にティーチングアシスタント(TA)として参加する、大阪府立大学が関わっている他のサイエンスコミュニケーション関連事業です。

 

2019年9月14日(土)、15日(日)に、堺市の理科教育の振興を目的として、堺市学校理科展覧会が開催され、堺市内の小中高等学校、及び支援学校に在籍する児童生徒が学校へ提出した理科研究物や製作物17,629点の中から優れた作品784点が展示されました。

この展覧会に一般社団法人関西科学塾コンソーシアムが出展した科学実験ブースにおいて、理系女子大学院生チームIRISと教職員が協働して、「体感!エネルギーの世界」のテーマで9つの実験を企画し、実施しました。

堺市学校理科展覧会科学実験ブース 概要

日時 2019年9月15日(日)12時00分~15時00分
場所 堺市教育文化センター(ソフィア・堺)
テーマ 『体感!エネルギーの世界』

 

実験①電気をつくろう/実験②輪ゴムの力で遊ぼう!/実験③熱くて冷たい?!化学のエネルギーを感じよう!/実験④磁気エネルギーを見てみよう/実験⑤水を電気分解して電池を作ろう!/実験⑥活性炭の電池 ほか

企画・実施 一般社団法人 関西科学塾コンソーシアム
当日スタッフ 本学教員 5名、IRIS 6名、関西科学塾OG1名、

本学職員 1名(国際・地域連携課 地域連携室)

参加者 299名
主催 堺市教育委員会 堺市立小・中・高等学校長会

堺市初等教育研究会理科部会 堺市中学校教育研究会理科部会

一般社団法人 関西科学塾コンソーシアムについてはこちら

 

IRISレポート

よく耳にするけれど、実はあまり知らない「エネルギー」をテーマに本イベントを企画しました。エネルギー自体は目に見えないため演示の仕方に悩みましたが、何度も打ち合わせを重ねることで電気や、化学、ゴムなど、様々なエネルギーを「体感」してもらうイベントにできたと思います。私が担当した炭から電池を作る実験では、身近なものからエネルギーが生まれる瞬間を体感してもらったことで、エネルギーや科学をより身近に捉えてもらうことができたと思います。

吉田 春香(工学研究科 博士前期課程2年)

共通のテーマである「エネルギー」を目で見える形で感じてもらいたいと考え、私は「磁力エネルギー」について演示を行いました。準備段階では試作の他に、見せ方・演示の仕方にも力を入れました。当日は子どもだけでなく保護者の方にも驚いていただき、私自身も楽しく実験ができました。今回の理科展で科学を身近に感じ、それが興味に繋がってもらえると幸いです。

勝沼 理沙(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)

昨年に続き、今年も科学実験ブースにTAとして参加しました。今年は「体感!エネルギーの世界」というテーマの下、目に見えないエネルギーをいかにわかりやすく伝えるかを考え実験を企画しました。準備段階で実験がなかなか成功しないこともありましたが、当日はどのブースの実験も成功できてよかったです。子どもたちが真剣に実験の演示を見ている様子や、楽しそうに実験を体験する様子をみて、とてもやりがいを感じるともに、自分自身も科学の面白さを再認識できました。

山口 真由(生命環境科学研究科 博士前期課程2年)