2019年度IRISの活動

event

【連携事業】関西科学塾C日程(大阪府立大学)実験講座にてIRISがTAとして実験指導を行いました

※連携事業とは

IRISメンバーが主にティーチングアシスタント(TA)として参加する、大阪府立大学が関わる他のサイエンスコミュニケーション事業です。

女子中高生のための関西科学塾C日程(大阪府立大学)が開催され、森澤和子教授(工学研究科)の実験講座で、IRISがTAとして実験内容の企画ならびに当日の進行と実験指導を担当しました。

 

IRISレポート

プログラミングをより身近に感じてもらいたい、今勉強していることがどのように社会に使われるのか少しでも知ってもらいたい、という考えから「おすすめシステム」というテーマを選びました。複雑なおすすめシステムの仕組みを中学生にもわかるように伝えることに苦労しましたが、自分へのおすすめがわかり、その内容をホームページに反映できた時の皆の喜んだ顔を見て、やってよかったと感じました。これを機に理系に興味を持ち、未来を支えるエンジニアをめざして頂けたら嬉しいと思っています。 

新堂 由依(工学研究科 博士前期課程2年)

今回の実験講座では中学生と一緒にパソコンを使って”おすすめのドーナツ”を見つけ出すシステムを作りました。AI(人工知能)という言葉が多用され、社会にもスマートスピーカーなどといったAIを用いるものが使用され始めている今、AIはどのような仕組みなのか、どうやって作られているのかという点を中学生でも身近に感じてもらいたいと思いを込めて、実験を準備しました。
実験講座当日、初めはパソコンの操作に慣れない中学生もいましたが、皆さんすぐに慣れ、スイスイと自分へのおすすめのドーナツを探していました。仕組みも理解していただけたように感じられたので良かったです。この機会をきっかけに、「身近なシステムをパソコンで作れるんだ」「パソコンで計算したりプログラミングするのは面白いな」といった興味・関心を持っていただけていれば幸いです。

森田 喜恵(工学研究科 博士前期課程1年)

中学生に内容を理解してもらうだけでなく、何かしら、すごいな面白いなと思ってもらえるような実験をめざして、中学生にとって身近な、コンピュータのおすすめシステムの仕組みというテーマを選びました。当日は、簡単な数学を使ったおすすめ商品の算出に加え、プログラミングによるおすすめ商品の表示をしました。そのような盛り沢山の内容にも、集中力を切らすことなく楽しんでもらえ、嬉しく思いました。
数学は難しいうえに何の役に立つのか分かりづらく、苦手意識を持つ人が多い教科だと思います。今回の企画に参加したことで、中学生が今学んでいる数学が身の回りの便利なサービス作りにつながっていることを実感し、少しでも数学の勉強を楽しいと思ってもらえたら幸いです。

木田 景子(工学研究科博士前期課程2年)

 

アンケート結果

イベントの感想をお聞かせください。

[実験・実習の解説]

イベントの感想をお聞かせください。

[実験・実習]

今回の取り組みは進路選択の参考になりましたか。

科学技術や理科・数学に対する興味・関心が高まった

参加者の声

【イベントの感想】

  • プログラミングをするのがとても楽しかったです。分からなかったところを優しく教えていただきありがとうございました。
  • プログラミングに興味はあったのですが、知るきっかけがなかなかなかったので良い機会となりました。とても楽しかったです。
  • もっと現役大学生、大学院生と話してみたいです。

【進路選択の参考になった理由】

  • 工学系への興味が増した。
  • 今までは「理系」といえば「医療」みたいなイメージが自分の中であったが、医療以外にも色々なものがあることを知れたから。
  • 開会式での講演で、どのように大学を選べば良いか分かったし、プログラミングに興味を持ったから。
  • 新たに興味を持つことができたから。
  • 理系ではどのようなことをするのかが分かったから。