2018年度IRISの活動
event
【連携事業】関西科学塾C日程(大阪府立大学)実験講座にてIRISがTAとして実験指導を行いました
※連携事業とは
IRISメンバーが主にティーチングアシスタント(TA)として参加する、大阪府立大学が関わる他のサイエンスコミュニケーション事業です。
女子中高生のための関西科学塾C日程(大阪府立大学)が開催され、森澤和子教授(工学研究科)の実験講座で、IRISがTAとして実験内容の企画ならびに当日の進行と実験指導を担当しました。
開催日時 | 2018年10月14日(日) 14時00分~17時00分 |
---|---|
開催場所 | 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス A13棟2階 209室情報教育教室 |
実験内容 | コンピュータシュミレーションを体験しよう |
参加人数 | 女子中学生18名 保護者12名 |
講師 | 工学研究科 森澤 和子 教授 |
担当IRIS | 4名 |
その他の実験講座 | ・工学研究科 安齋太陽 准教授、岩住俊明 教授「光と色のサイエンス」
・理学系研究科 恩田真紀 准教授「DNA鑑定:遺伝子で身元を突きとめる」 ・生命環境科学研究科 田島朋子 准教授、中澤昌美 助教「微生物を探せ!」 ・工学研究科 中川智皓 准教授「振動を調べてみよう」 ・工学研究科 床波志保 准教授「金のつぶを作ってみよう!」 |
IRISレポート
普段利用しているインターネットのページがどのように作られているかを知ってもらい、自分でも作れる楽しさを知ってもらいたい、という思いから今回の実験を企画しました。準備では、中学生がわかるようにゆっくり丁寧に進めることを意識して資料作成等を行いました。
当日は、最初こそキーボードの操作に手間取っている子もいましたが、最終的には一人一人、オリジナルのホームページを作ることができました。こちらが想定していた以上に中学生が楽しんでくれて嬉しかったです。これをきっかけに理系に興味を持ってもらえたらいいなと思いました。
工学研究科 博士前期課程2年 津屋 朋花
最新の技術にも触れながらパソコンでものづくりの楽しさを知ってほしいという思いから、今回の実験を私たちIRISメンバーで話し合って企画しました。中学生には少し難しいかもしれないかなと思っていましたが、基本的な知識を身につけたあと、自分のオリジナルのHPや電卓アプリの作成を自力で楽しそうにどんどん編集していく生徒さんたちの笑顔が印象的でこちらも大変幸せでした。中学生の皆さんだけでなく、保護者様や付き添いのご兄弟の皆さんもオリジナリティあふれる作品を作られていて、プログラミングは年齢関係なく周りのみんなを笑顔にすることのできる素晴らしい技術だと改めて感じました。現在プログラミングを学べるサービスや場所はたくさんあります。ぜひこれをきかっかけにプログラミングでものづくりに興味を持っていただけましたら幸いです。
工学研究科 博士前期課程1年 川岸 樹奈
アンケート結果
【参加者の声・生徒】
- コンピュータのプログラミングが重要視されはじめているので、内容を知れて良かったです。
- 文系に進むつもりでいるが、理系の面白さにも触れられ視野が広がった。
- 理系にコンピューターがあることを知り、理系もおもしろそうだなと思えた。
- 理系というくくりの中にもいろいろな種類があり、興味深いと思った。
- 大学生の方が丁寧に教えてくださりすごくわかりやすかったです。
【参加者の声・保護者】
- すごく段取りもよくわかりやすく勉強になりました。
- 実習は大変勉強になりました。ありがとうございました。追加で最新のシュミレーションの事例など、紹介いただけるとうれしいです。
- 公立中ではこのような発展的な内容を扱うことがあまりないと思うので、とても有難く思います。休日にもかかわらず、先生方、スタッフの皆様方、本当にありがとうございました。