2015年度IRISの活動

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河内長野市にて「子どもサイエンス・キャンパス」を開催しました

更新日: 2015年11月18日

日時 2015年11月15日(日) 11時~12時、13時~14時
場所 にぎわいプラ座 教室1
テーマ おやこでおもしろ実験!ふしぎな魔鏡の秘密
講師 IRIS4名
参加者 親子23組(子ども26名 大人23名)
共催 河内長野市総合政策部人権推進課 / 大阪府立大学 女性研究者支援センター

鏡面に光をあて、その反射光を壁などに映すと描いた絵や文様が浮かび上がる魔鏡現象を、銅版を用いて体験しました。

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手順説明

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銅版エッジの保護

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イラストを描く

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金属みがきで磨く

まず、銅版で手を切らないように銅版の周りをビニールテープで保護します。次にボールペンで銅版に絵を描いて、反対面を金属みがきで磨き、磨いた面に光をあてて壁に反射させます。当初は、会場隣の空き地で太陽光をあて実験する予定でしたが、当日はあいにくの曇天だったため、室内を暗くして懐中電灯を用いて実験を行いました。
親子で銅版の角度を変えながら、反射面の裏面に描いた絵が壁に映し出された時、喜びと同時に、「どうして?」という声があがりました。

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机に反射

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壁に反射

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しくみ説明

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IRISの研究内容や学生生活について紹介

この魔鏡現象は、絵を描いた部分とそうでない部分の銅版の厚さが異なることにより、銅版を磨いた際に、銅版のしなる大きさが異なり、裏の絵と同じ凹凸がわずかに鏡面に生じることが原因だということが分かっています。
実験の後、IRISにより、魔鏡現象が起きるしくみについて説明し、「卑弥呼の鏡」と言われる三角縁神獣鏡の1つに魔鏡現象が確認されたことや、江戸時代にかくれキリシタンが魔鏡を用いて信仰を深めていた話をしました。
最後に、IRISの研究内容や学生生活について紹介し、「ふしぎにであったときには・・・」をテーマに、参加いただいたお子さんへ「IRISからのメッセージ」を送りました。

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IRISからメッセージ

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担当したIRIS

アンケート結果

本日の企画はいかがでしたか?(子ども)

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【参加者の声(子ども)】

  • つくえに絵がうつってびっくりした
  • とても楽しかったです。
  • またちがうことやふだんやっていることを聞きたいです。

本日の企画はいかがでしたか?(保護者)

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【参加者の声(保護者)】

  • 今回のように子供が興味を持つテーマで企画を行っていただければと思います。