2021年度IRISの活動

event

高槻市にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました

日時 2021年12月5日(日)10時00分~12時00分
場所 クロスパル高槻4階 402会議室
テーマ DNAが目で見れる!? 食材のDNAを検出してみよう~!
講師 IRIS 3名
参加者 中学校
1年生:1名、2年生:7名、3年生:2名高校生
1年生:1名、2年生:1名
主催 高槻市 人権・男女共同参画課
共催 大阪府立大学 女性研究者支援センター

DNAというと「目で見ることができない小さなもの」というイメージがあるかと思いますが、実はDNAは抽出可能で、実際に自分の目で見ることが可能です。今回はブロッコリーとチーズに対して「エタノール沈殿法」を用いて実験してみました。植物性食品と動物性の加工食品。見え方に差異はあるのか、またその理由についてを学習しました。
(実施については、新型コロナウィルス感染拡大防止における対策に十分配慮して行いました)

IRISレポート

沢山の刺激を受けることができたイベントでした。私たちは子供たちに【科学】をより身近に感じてもらいたいと考え、「DNAが目で見れる?!食材のDNAを検出してみよう」というテーマに決めました。実際に様々な食材を使って実験をしてみると、食材によってDNAの見えやすさに違いがあり、子供たち全員がDNAを抽出することができるか不安もありました。しかし、イベントでは子供たちがたくさんのDNAを抽出しており、目を輝かせながら取り組んでいる姿が印象的で、少しでも「科学の面白さ」を感じてもらえたように思いました。理系科目が苦手なために理系進学を諦める学生を多くみてきましたが、少しでも理系に興味を持ってもらえるように今後も活動していきたいです。

田中 千智(生命科学研究科 博士前期課程1年)

チームのメンバーとアイデアを出し合い、楽しんでもらえるサイエンスキャンパスを開くことができて良かったです!最初は中学生に実験を楽しんでもらえるのか不安もありましたが、実験終了後に「楽しかった」「理系の印象が良い方に変わった」という言葉をもらえ、とても嬉しかったです!

川原 早貴(工学研究科 博士前期課程1年)

参加者の声(中高生)

      • 簡単にDNAを検出することが出来て驚きました。私はこれまで文系の方が好きだったのですが、今回すごく楽しかったので、理系も魅力的だなと思いました。
      • DNAがなぜ取り出せるか、何と分離することで取り出せているか知ることができたりして興味がわいた。また、DNAはどこに含まれているか、どのように存在し、どんな役割があるか知ることができて良かった。
      • 質問した時、こまかく説明してもらえたのですごいわかりやすくてすごいなあと思いました。
      • 実際に実験をしてみて、生物学についてもっと知りたいと思った。
      • とても楽しかったです。DNAについて、いろんなことを知れて、役に立つ講座だと思いました。理系の人たちに会う機会が少なかったので、会えてよかったです。