2021年度IRISの活動
event
泉佐野市にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2021年10月30日(土)10時00分~12時00分 |
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場所 | レイクアルスタープラザ・カワサキ生涯学習センター 講座室4 |
テーマ | 暗闇でも安心!光るマイバックを作ろう! |
講師 | IRIS 3名 |
参加者 | 小学校 1年生:2名、3年生:1名、4年生:4名 保護者:6名 |
主催 | いずみさの女性センター |
共催 | 大阪府立大学 女性研究者支援センター |
皆さんは「蓄光」という言葉をご存知でしょうか?明るい場所から暗い場所へうつると蛍光だと残りませんが、蓄光だと暗闇にぼんやりと光が浮かび上がります。この現象について現役の大学院生であるIRIS3名が講師として、泉佐野市いずみさの女性センターにてIRISサイエンス・キャンパスを実施しました。
(実施については、新型コロナウィルス感染拡大防止における対策に十分配慮して行いました)
IRISレポート
子どもに「モノづくり」をする楽しさを味わってほしいという思いで参加しました。
当日、楽しんで、さらには「光の仕組み」に子どもたちが興味持つというところまで到達できてかなり嬉しかったです。
欲をいえば、子どもたちが作ったものを友達に自慢したくなるというところまで持っていきたかった。そのために、子どもとIRISだけではなく、子どもたち同士の関係づくりを促す必要があると思いました。
ただ、そのためのノウハウがまだまだIRISや、本学事務局共に不足していると感じてもいます。
科学に興味を持ってもらうために、人を惹きつける喋り方、こどもの興味を効率よくひく方法などをもっと知って「企画力」を身につけたかったのですが、今回はそこまで至れず少し残念でした。
コロナ禍ということもあり、なかなかメンバーが集まってリハーサルや意見交換をする機会が持てず、準備は大変でしたが、1から行事を企画するという貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
中尾 芽吹(工学研究科 博士前期課程1年)
今回のサイエンスキャンパスでは、私にとっても、自身の研究や専門分野を見つめ直す良い機会となりました。
事前準備では、理論を子どもたちに面白いと思ってもらえるように伝える点で試行錯誤しました。その分、当日の「そうなんだ、知らなかった!」「これ全部混ぜたらどうなるの?」などの子どもたちの言葉は非常に嬉しかったです。
これを機に、子どもたちが身の回りのさまざまな現象に興味を持ってくれるとさらに嬉しいなと思っています。
真下 理彩(工学研究科 博士前期課程1年)
私にとって企画発案から自分たちで進めていくことは初めての経験でした。
子どもたちに楽しんでもらうと同時に勉強になるようにと考えたため、当日実際に「面白い!」「初めて知った!」という言葉を聞くことができてとても嬉しかったです。「こうするとどうなるの?」と、さらに興味を持ってくれた子もいて、私も一緒にワクワクすることができました。今回のサイエンスキャンパスが理科に興味をもつきっかけになると幸いです。
岡咲 朋美(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)
アンケート結果
参加者の声(子ども)
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- りかのじゅぎょうはまだしてないけど、いろいろわかった。
- ひかりのしょうたいをしれてたのしかった。
- 光るバッグをつくれて、いもうとにあげられるしよかった!
- 光は、なみ(※波長)やつぶ(※粒子)からできているとはじめて知りました。
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参加者の声(保護者)
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- 子ども目線ですすめてくれたことがよかったです。
- 今日の講座の中でも、色や光について疑問が出てきたり、考えるきっかけになってよかったです。
- 蓄光と蛍光の違いがわかりました。光の正体が波だとはじめて知りました。難しいけど、なんだかワクワクしました。ありがとうございました。
- 楽しく講座を受けることができ、学生の方から色々な話がきけてよかったです。
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