2021年度IRISの活動
event
吹田市にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました
日時 | 2021年11月13日(土)10時00分~12時00分 |
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場所 | 吹田市立男女共同参画センター・デュオ 実験室 |
テーマ | 科学に恋する秋 ~DNAを見てみよう~ |
講師 | IRIS 3名 |
参加者 | 小学校 4年生:3名、5年生:2名、6年生:3名 保護者:8名 |
主催 | 吹田市立男女共同参画センター |
共催 | 大阪府立大学 女性研究者支援センター |
DNAというと「目で見ることができない小さなもの」というイメージがあるかと思いますが、実はDNAは抽出可能で、実際に自分の目で見ることが可能です。今回はブロッコリーとバナナを使って「エタノール沈殿法」を用いて実験してみました。
(実施については、新型コロナウィルス感染拡大防止における対策に十分配慮して行いました)
IRISレポート
DNAは様々な目的の研究に使用される一方、私達一人ひとりが持っている物質でもあります。実際に見ることによってその身近さを体感し、DNAや遺伝子の研究にも興味を持ってもらいたいと考えました。当日は仲良く実験に取り組んでくださる親子の姿や、抽出したDNAを一生懸命写真に収める子どもたちの姿が印象的でした。今回の講座が子どもたちにとって理系分野を志すきっかけに、また親御さんにとってはその夢を応援してあげたくなるような期待と安心の材料になれば嬉しいです。
出南 真奈(生命科学研究科 博士前期課程2年)
初めてのサイエンス・キャンパスでしたが、親子で仲良く実験に取り組んでくださっている姿を見て私も一緒になって楽しむことができました。実験に取り組む姿や質問カードの内容から、参加者の方が実験内容や理系について興味を持ってくれているのが伝わってきました。今回のサイエンス・キャンパスが、子どもたちにとってより科学への興味を広げるきっかけになれば嬉しいです。
奥島 千尋(工学研究科 博士前期課程1年)
今回初めてサイエンス・キャンパスに参加させていただきました。当日まで子どもたちが楽しんでくれるか不安でしたが、実験が成功する度に声を上げて喜ぶ姿をみて私も一緒に楽しむことができました。また、子どもたちの自由な発想に驚いてばかりで、私も子どもたちからたくさんのことを学ばせていただきました。今回のサイエンス・キャンパスで少しでも科学に興味を持っていただけたら嬉しいです。
平瀬 詩織(理学系研究科 博士前期課程1年)
参加者の声(子ども)
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- DNAを見れたことが楽しかった。けっこう身近にあるもので見れたから驚いた。DNAを切り貼りできるってすごいと思った。
- どうしてエタノールや洗剤や食塩などで遺伝子が見られるのかをとても分かりやすく教えてくれてありがとうございました!私もいろいろ研究してみたいなと思いました。
- 今日は私たちにDNAのことについて教えてくださってありがとうございました。とてもたのしかったです。私は、大学や高校などでは、理系に入ろうと思っていたので、そのいき(意気)がもっと高まりました。
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参加者の声(保護者)
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- 身近なものでDNAを見ることができたことに驚きました。顕微鏡でしかみれないものと思っていました。童心にかえれて楽しかったです。
- 家ではしないことができ、とても面白かったです。説明もわかりやすかったです。
- 実験をする機会がそもそも殆どないので実験をしたという体験が新鮮で子どもは楽しかったと思います。ありがとうございました。
- ガーゼの濾過が難しかったです。漏斗など使用すると良いかなと思いました。
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