2018年度IRISの活動

event

堺市東区役所にて「IRISサイエンス・キャンパス」を開催しました

日時 2018年8月21日(火)9時00分~11時00分
場所 堺市東区役所 会議室
テーマ ペーパークロマトグラフィー~1本のペンからカラフルな色~
講師 IRIS4名
参加者 33名(1年生~3年生)
主催 堺市東区役所 企画総務課
共催 大阪府立大学 女性研究者支援センター

コーヒーフィルターとろ紙を使って、サインペンの色を分析しました。

IRISの活動紹介

手順説明

実験結果その1

しくみ説明

実験結果その2

担当IRIS

IRISレポート

身近なものを通して実験の面白さを感じてもらいたいと思い、色に関わる実験を行いました。どのような結果になるのかや結果から何が言えるのかをしっかりと考えてもらいたかったので、子どもたちの意見を聞く時間を何度か設けました。あまり意見が出なければどうしようかと少し不安に思っていましたが、実際には次々と手を挙げて自分なりの考えを伝えてくれたので、興味を持って考えてくれていることが分かり非常に嬉しく思いました。実験中もあちこちから驚きの声が聞こえ、楽しんでくれていたように思います。家でも簡単にできる実験を選んだので、自分なりに工夫して再挑戦してもらい、科学への関心を深めて頂ければ幸いです。

IRIS第8期生 延 知奈美(工学研究科 博士前期課程2年)

小学生低学年が対象ということだったので「結果が分かりやすく、身近なものを用いた実験をしたい」と思い、水性ペンを用いたペーパークロマトグラフィーの実験を行いました。ばらばらに実験結果が分かると感動が薄れると考え、子どもたちの作業のステップを合わすようにしました。結果をみると「なにこれー!?すごい!」と歓声が上がり、わくわくとした表情を見せてくれて、本当にうれしかったです。今回のサイエンスキャンパスを通して、まだ理科を習っていない小学生低学年の子どもたちに科学の面白さが伝えることができたのではないかと思います。これをきっかけとして、より科学に興味を持っていただけると幸いです。

IRIS第8期生 玉木 万美子(工学研究科 博士前期課程1年)

夏休み中の実施ということで、実験結果を持ち帰って夏休みの自由研究にできるようなものにしたいと考え、ペーパークロマトグラフィーの実験を選びました。準備段階からどうすればこの実験の面白さが伝わるかを考え、進行や結果の見せ方を工夫しました。当日の作業は少し難しいところもありましたが、みんな一所懸命に作ってくれていました。また、どんな結果が出るか予想しながら実験を行い、実際に結果が出たときには「すごーい!」と声が上がっていました。最後にはできあがったものを大切に持って帰り、「家でもやりたい」と言って頂けたのでとても嬉しかったです。今回がきっかけとなり科学に興味を持っていただければ幸いです。

IRIS第8期生 吉田 春香(工学研究科 博士前期課程1年)

最初はとても緊張して、中国出身の私は日本語を正しく話せる自信がありませんでした。どう話せば子ども達にも分かりやすく伝わるかなど自分で色々考えました。特にこのイベントの鍵となる実験手順の説明は、頭の中で何度もリハーサルしましたが、本番では、やはり頭の中が真っ白になりました。でも子ども達の可愛い顔を見て、みんながこの実験を楽しみにしてくれて、私もだんだん勇気が出ました。

科学はそれほど複雑ではありません。私たちのすぐそばにあります。子ども達は科学の面白さを理解できれば、その想像力を活かし、将来はもっと面白いことを自分で発見できるかもしれません。今回のイベントで誰かのヒントになれたら、私もうれしいです。そのために、私たちが正確に、分かりやすく伝えないといけないと私は思います。今回のサイエンスキャンパスでは、私にとっても勉強のチャンスです。他のメンバーにも手伝ってもらって心から感謝します。

IRIS第8期生 田 贇昊(人間社会システム科学研究科 博士前期課程1年)

 

アンケート結果

本日の企画はいかがでしたか?(子ども)

本日の企画はいかがでしたか?(保護者)

 

参加者の声(子ども)

      • カラフルな色の花がキレイにできてうれしかったです。
      • 実験を初めてやってよかった
      • 色が変わるところが楽しかったです。
      • ペーパークロマトグラフィーの実験がすごかったです。

参加者の声(保護者)

      • 今回のように想像できなくて楽しい実験を希望します。家ではできないので参加して良かったです。
      • 自宅ではなかなかしない実験を自宅にあるもので簡単に出来て本人も楽しそうでした。
      • 今日の実験はとても面白く、理由も分かり勉強になりました。