IRIS第11期生と学長(左最上部)、女性研究者支援事業に携わる教職員

IRIS第11期生代表挨拶

本年度IRIS11期生として活動させていただきます、工学研究科博士前期課程2年の坂倉央子です。
本日はオンラインでIRIS11期生の任命式を開催していただきありがとうございます。

私は「理系を目指す女子学生の一助になりたい」と思い、IRIS9期生から活動して参りました。
今までに、オープンキャンパスでの理系女子コーナーで理系を目指す女子中高生とお話したり、プログラボとのコラボ企画で小学生と科学実験・座談会を通して実際に関わることができました。このような活動の中で小中高校生からだけでなく一緒に活動する他のIRISのみなさんからも刺激を受け、自分自身が成長するチャンスをいただけたと思います。

また、活動の中で女子中高生や一般の方がイメージしている「リケジョ」のイメージと実際の私たちの間に少なからず差があることを感じ、この差を埋めていくことで、よりよい社会になっていくのではないかと思いました。
そして最も説得力がある方法は私たち自身が活動することだと思います。
幸運にもIRISはチームであり、様々な分野の学生が所属しています。それぞれの経験や考えをそれぞれの言葉で伝えることができれば大きな影響力を持つと思います。

私はIRIS11期生の一人として、研究活動やIRISの活動そのものを通して自分自身がこれからも成長し、科学の魅力に加えて自身の経験や知見を伝える力をつけていきたいと考えています。

本年度の活動も昨年に引き続き、コロナ禍での活動となりますがこのような状況下だからこそできることもあると思います。
30名のIRIS11期生の仲間とともに活動に励んで参りたいと思いますので、ご支援よろしくお願いいたします。

IRIS第11期生代表　坂倉　央子（工学研究科博士前期課程2年）