2019年度ニュース

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[IRISの声] IRIS第9期生 吉田 春香さん”サイエンスライティングを受講して”

IRISの活動がきっかけとなり、2019年度北海道大学科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)を受講したIRISの声をご紹介します。

CoSTEPについて

CoSTEP「選科B集中演習」は、CoSTEP選科生「サイエンスライティング」選択者が、3日間のレクチャーとワークを通して、企画やライティング、インタビュー、著作権の基礎等について学ぶものです。科学技術コミュニケーションの話題を取り上げた課題文を軸として、異分野・異世代とのピアレビューを通して科学技術コミュニケーションについて議論し、事実の羅列だけでない、ストーリーのある情報伝達とコミュニケーションについて理解し、その結果として、訴求力のある文章を書けるようになることを目標としています。

この演習で、IRISメンバーが、理系女子の研究や学生生活を伝える課題文を執筆しました。応用化学を専攻するリケジョの生活、ぜひご一読ください。

ライティング演習課題文「拝啓 進路を考えるあなたへ ~リケジョの研究生活案内~」

 

IRISレポート

『CoSTEPの学びとIRISの活動』

IRIS第9期生 吉田 春香(工学研究科 博士前期課程2年)

私はサイエンス・キャンパスなどの活動を通して、科学と人々を繋ぐ活動に興味を持ちました。他にどんな活動や「場」があるのだろうとIRIS以外の活動にも興味を持ち始めた時、CoSTEPというプログラムを紹介していただきました。

CoSTEPでは、様々な立場の方の科学技術コミュニケーションに関する講義を受けることができます。外のことを知ることができ、またIRISでの活動にも活かせるのではないかと考え、受講を決めました。10月には、北海道大学にライティング演習を受けに行きました。私は中高生に向けたリケジョの紹介をテーマとし、3日間書いては直しを繰り返しました。この演習を通して「自分が本当に伝えたいことをはっきりさせること」と「それを受け取り反応してもらうために、どう書き、どう話し、どう魅せるのがいいかを考えること」の大切さを実感しました。

ここで得た学びを活かし、今後のIRISでの活動をより良いものにしていきたいです。

 

CoSTEP選科集中演習B(サイエンスライティング)の様子(2019年10月実施)