2019年度IRISの活動

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【連携事業】IRISが堺市中学校理科スキルアップ研修にて、TAとして実験補助を行いました。

※連携事業とは

IRISメンバーが主にTA(ティーチングアシスタント)として参加する、大阪府立大学が関わる他のサイエンスコミュニケーション関連事業です。

 

堺市中学校理科スキルアップ研修 概要

日時 2019年 8月 7日(水)13時~16時
場所 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス A14棟121室(物理学生実験室)
参加者 中学校理科教員6名
主催 堺市教育センター
学内担当 「未来の博士」育成ラボ(主担当:工学研究科 川田 博昭 教授)

一般社団法人 関西科学塾コンソーシアム(主担当:理学系研究科 細越 裕子 教授)

「未来の博士」育成ラボについて

一般社団法人関西科学塾コンソーシアムについて

 

堺市中学校理科スキルアップ研修で、IRIS2名がTAとして電流・電圧の測定実験研修(担当:工学研究科 川田博昭教授)の実験補助を行った後、「女子中高生の理系進路選択について」を発表しました。

IRISレポート

 

中学校理科の先生方と、電流計・電圧計を使った実験を一緒に行い、理科の実験をする際に気を付けるべきことを体験しました。教科書には載っていないけれど、実際には考えなければならない要素や、誤差の原因となる要因について、実際に実験しながら感じることが出来ました。また、自分が経験してきた進路選択についても発表し、女子の理系進路選択について考えました。先生方は、生徒が進路について相談する身近な存在であり、影響力の大きい大人です。先生方に、私が当時考えていたことや、どのような理由で進路を選んできたかを伝えることで、中高生たちの進路選択がさらに幅のあるものになればと思っています。今回の発表を通して、自分の進路選択を見つめ直すことも出来、初心に返る良い機会となりました。今後も、理系女子として、中高生たちの目標となれるように頑張っていきたいです。

井上 文音(工学研究科 博士前期課程2年)

 

本研修を通じて、何気なくやってた中学校理科の実験の裏で行われていた先生たちの苦労を垣間見たような気がしました。生徒の理科の実験が上手くいくように条件を考えたり工夫していることを知り、中学生の時には思わなかったけれど、今は学校の先生はすごいなぁと思います。
また、私たちの進路選択について熱心に聞いて頂けて嬉しかったです。これからの子供達にはたくさん理系に進んで欲しいけれど、視野を広げて色々知っていくうちに理系が自分に合っていたと思えるような進路選択をしてもらいたいと思います。

飯高 涼 (生命環境科学域 6年)