2018年度IRISの活動

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【連携事業】IRISがノートルダム清心学園清心女子高等学校と交流しました

ノートルダム清心学園清心女子高等学校 科学教育キャリア教育プログラム概要

日時 2018年 8月 22日(水)11時00分~16時30分、23日(木)9時00分~13時00分
場所 大阪府立大学 りんくうキャンパス
プログラム 動物のウィルス感染症
参加者 21名(2年生)
主催 ノートルダム清心学園 清心中学校清心女子高等学校
学内担当 田島 朋子 准教授(生命環境科学研究科)

ノートルダム清心学園は、平成18年度に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けて以来、女性の科学技術分野での活躍を支援できる教育プログラムの開発に取り組んでいます。

本学生命環境科学研究科田島朋子准教授と工学研究科中川智皓助教が、ノートルダム清心学園SSH運営指導委員を務めており、女性研究者支援センターと連携した取組みのうち、女性研究者のロールモデルを生徒たちに紹介する目的で過去2011年、2012年、2013年、2014年、2017年に、清心女子高等学校の生徒とIRISとの交流会を実施しています。

今年度は、2日目に田中美有さん(IRIS第1期・2期生、獣医臨床センター特任助教)も参加され、お昼ごはんを食べながら、生徒、IRIS第8期生、IRIS‐OG3者の交流が実現して、大変有意義なものとなりました。

 

IRISレポート

ノートルダム清心学園のTAに携わることで、高校生や他のIRISメンバーと交流ができてとても良い経験になりました。普段、私が学ぶことがない獣医の方々のお話も聞け、私自身も興味深く、高校生も話を真剣に聞いている様子から「本当に科学が好きなんだ!」と感じることができました。顕微鏡を使った観察では、高校生と交流しながら本当に楽しく実習を行えたと思います。台風が来ていたため少し早く終わってしまったのは残念でしたが、高校生とのランチの時間は、勉強以外のことも色々と話せてとても楽しい交流が行えました。また、他の学部のIRISメンバーとも話すことで学部による研究の違いも改めて知ることができ、とても楽しかったです。

IRIS第8期生 片山 里紗(工学研究科 博士前期課程1年)

今回の活動を通じ、ウイルスについて新しい知識を得たり、高校生がどのような姿勢で科学と向き合っているのかを知ることができました。ノートルダム清心学園の生徒さんは意欲的で、積極的に質問をしている姿が印象的でした。そういった姿を見て、私も常に疑問を持ちながら研究しようと感じました。一方で、昼食を食べながら女子高生らしい話もできて、楽しい時間を過ごせました。また、2日間の活動を共にしたことでIRISのメンバー同士も交流が深まり、異なる研究分野について知ることができました。TAとしての仕事だけでなく、自分も成長できた充実した2日間でした。

IRIS第8期生 南 友香梨(生命環境科学研究科 博士前期課程1年)