2016年度IRISの活動

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高石市立取石公民館にて「子どもサイエンス・キャンパス」を開催しました

日時 2016年9月10日(土) 10時00分~12時00分
場所 高石市立取石公民館 2階 調理室
テーマ 今日からわたしも科学者~入浴剤をつくろう~
講師 IRIS3名
参加者 親子12組(子ども15名、保護者12名)
共催 高石市総務部人権推進課  / 女性研究者支援センター

重曹、クエン酸を使って、オリジナル入浴剤を作りました。

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手順説明

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重曹とクエン酸を混ぜる

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着色料と香料を入れる

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型に入れて押し固める

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しくみ説明

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実験

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質疑応答

高石市子どもサイエンス・キャンパス 011

会場の様子

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担当IRIS

 

IRISレポート

実験リハーサルに8時間を費やしたことが想定外ではありましたが、その甲斐あって非常に充実した日を過ごすことができたと思います。入浴剤は水分量等作り方が意外と難しいだけでなく、身近な題材で中和反応を学ぶことができることから奥が深いと感じました。当日は親子ともに入浴剤の形や色にこだわる人が多く、一生懸命に混ぜている様子も見え、楽しんでもらえたことが実感できました。作り終わってから実際にIRISが事前に作成した入浴剤を水につけて発泡の様子を見る演示実験も行いましたが、こちらについても盛り上がり、より発泡のしくみと中和反応について知るきっかけにつながったと思います。

生命環境科学研究科 博士前期課程2年 今西望愛

大人も子どもも、香り、形、色などそれぞれ凝った入浴剤を作製されており、見ている私も楽しませてもらえました。シンプルな実験であるが故に、水分量の如何によっては失敗も考えられる題材でしたが、リハーサルを繰り返したことで参加者が失敗することがなかったことが、何よりも嬉しかったです。
今回のイベントを通して、科学って意外と身近にあふれているんだなと感じてもらえたら嬉しいです。

生命環境科学研究科 博士前期課程2年 木下麻美

入浴剤の形や色、香りを作る人が選べるようにしたり、デモンストレーションをしたり、小学校低学年の子どもでも楽しめるように工夫を凝らしたため、楽しく実験を進めることができました。入浴剤の発泡を通した、酸、アルカリおよび中和反応の説明は高校の範囲まで踏み込んで行いましたが、難しい話は避け、感覚的に理解できるように図やアニメーションを多用して話をしました。微かにでも参加者の皆さんの記憶に残り、今後、酸やアルカリ、中和の理論を学校で勉強するとき、理解の一助になることを願っています。

生命環境科学研究科 博士後期課程3年 德田綾也子

アンケート結果

本日の企画はいかがでしたか?(子ども)

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本日の企画はいかがでしたか?(保護者)

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参加者の声

  • ありがとうございました。
  • 夫婦、子供、全てが楽しく過ごせました。実験って楽しい!!持って帰って使えるのも嬉しい!
  • 化学の話を素人、子供にわかりやすくするのは大変なことだと思います。昨年の玉ねぎの皮を使ったハンカチの染色の講座にも参加させて頂きましたが、大変楽しかったです。また次回も期待しています。